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地ビール祭京都2014

不定期連載 麦道をゆく 第66話

地ビール祭京都2014

13/08/30~
てぃんが〜ら(ぶどうエール、シナモンエール、ヴァイツェン、
いよかんエール)
地ビール祭京都2014
湘南ビール(ピルスナー)、いわて蔵(EPA)、梅錦(アロマティックエール、
ブロンシュ、ヴァイツェン、濁り)、黄桜(フレッシュチェリー)、
Brimmer(ソーヴィンウィート、ゴールデンエール、ペールエール)、
丹波篠山ジグザグブルワリー(ロンドンエクストラスペシャルエール)、
OutSider(ドランクマンクトリプル)、ハーベストムーン(スモークエール)、
城端(麦やエール、はかまエール、Tropical Pink、楓)
打上げ
箕面(ペールエール)、金しゃち(IPA)、富士櫻(ラオホ、ピルす)
黄桜酒造(ケルシュ、ホワイトナイル、ルビーナイル、ブルーナイル、
蔵のかほり)、長濱浪漫(テンダーアロマエール、長浜エール)
【地ビール祭京都2014】

5/9(金)
庵庵…鴨居〜新横浜〜(ひかり515号)〜京都〜烏丸御池〜西大路御池
…エクセレントきょうねつ…西ノ京円町=上終町京都造形芸大前
…てぃんが〜ら…ライフ…上終町京都造形芸大前=丸太町智恵光院
…めん馬鹿一代…FRESCO…ホテル

5/10(土)
ホテル…新福菜館…京都〜二条…三条商店街…(地ビール祭)
…Cafe Phalam…ホテル

5/11(日)
ホテル…第一旭…新福菜館…京都〜桃山…カントリーガーデン
…かっぱ天国…桃山〜京都〜長浜…長濱浪漫ビール…長浜〜米原
〜(ひかり526号)〜新横浜〜鴨居…業務スーパー…庵庵

☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★

昨年、こだまで京都入りしてそのまま打ち上げまで三条商店街におり、夜行バスで帰宅の途に就く荒業をこなした。誠に勿体なかった。雰囲気をも少し長く味わいたい。或いは、前後で近隣のブルワーを訪ねたい。今年はブルワー専属でなく、ボランティア一般枠に応募した。さて、その選択が吉と出るか。凶とは言い過ぎだろうが、また忙し過ぎて他のブルワーブースを回れない事態も有り得よう。昨年9月のビアフェス横浜でお世話になった眞榮城氏の一乗寺ブルワリー直営店も寄りたい。氏に予め探りを入れると、店のHPでは日曜営業となっているが、イベント翌日につき臨時休業も有り得るとのことだった。ガーン。急いで宿を金曜日分も追加予約し、午後半休を申請して往路の行程を見直した。Express予約のG車特典だが、今回のポイントは多く、のぞみG車可能な分までポイントを集め切っていたものの、少しでも安い方がとの思いで所謂早割の効くひかり号乗車にした。翌日は何処に寄ろうか。う〜ん、黄桜と長浜かな、やっぱり。
当日は仕入れ先日本法人オフイス直行直帰である。技術マター外の話題が長引き、当初新横浜自社オフィス12時退社で旅程を計画していたので焦りに焦った。技術マターは直接関係者に小話して概要を伝達し、大きな声では言えないが「次の予定が、、、」とのことで、急行する。汗だくだぁ。着替えて荷物を纏めてすぐに自宅を飛び出す。速足で鴨居駅に到達し、横浜線は予定より2本早い電車に乗れたので、オフィス近くに改装オープンし立てのコンビニにて、開店セール品など、食料飲料を買い込んだ。途上にオフィス知人に出会ってしまったが、「午後半休中です」と苦笑いするしかなかった。N700系のひかり515号のG車に落ち着く、否、落ち着きはできなかった。半休取得とは言え、今日延ばした業務を代わってできる者は残念ながらいないので、業務メール応対に明け暮れていた。富士山を見た記憶がない。勿体ないとは言え、平日の昼間であり仕方ない。それでもN700系G車は贅沢空間で心地良いものであった。
京都駅で明後日の帰路用乗車券を購入し、地下鉄乗り場へ急いだ。烏丸線から東西線へと乗継ぎ、10年以上前に購入したスルッとKANSAIカードで乗り越し精算して西大路御池にて下車した。スルッとKANSAIより後に導入されたイオカードは既に利用できなくなっていると言うのに、有り難いと思うべきか。ただ、ICカード化の波は避けられそうもないだろう。南下して三条通りに至れば、市街地も此処ほど西に来れば交通量も少なく、京福電車が路面を走行できるくらいであった。安くて割と会場に近そうと思って予約をした宿、と言っても元々社員寮の建物をそのまま一般客が利用できるようにしただけとみられるが、道路を挟んだ対面側が本社屋であり、受付も存在した。確かに普通のオフィスの佇まい、宿の面影は薄かったが何ら問題はない。
荷物を部屋に置き、西ノ京円町を目指す。当初は電車乗り継ぎも考慮したが、乗り換えも多ければ運賃に乗り換え時間も嵩んで効果的とは思えなかった。パズルのような京都市街地バス路線図を調べ切った結果、西ノ京円町まで行けば204系統にててぃんが〜らの数百m南側まで運んで貰えることが判明した。これが一番安くて意外と速い選択肢であろう。バスは丸太町通りを只管東へ進んだ。片側二車線道路で目立った渋滞もない。天王町から白川通りを北上し、上終町京都造形芸大前にて下車した。上終町と書いて、何と読むか。上の読みはカミである。言われてみれば成る程なのだが、そう、同じ読みをする駅がJR西日本圏内にあったな。その読みに、京ことばの柔らかさを感じたのはアントニオだけであろうか。上終町京都造形芸大前のバス停から白川通りを北上すると、天下一品の総本店が存在した。調査不足だった。と言うか、本場と味が違うとかの議論はさておき、1月に都内の支店で食した記憶もあり、今回はパスとさせてもらう。
日が落ちるのも遅く、明るいうちに飲み屋付近まで計画通りにバス乗車で到達できたため、店の夕方開店時刻まで少々待つことになった。残念ながら、ラフテーにアイスバインなど、沖縄料理や店の看板料理のメニューの一部は品切れとの張り紙があった。開店後、店のスタッフに問えば、眞榮城氏は1時間ほど前に仕込み作業を終えて帰宅してしまったとのことである。いよかん、ぶどう、シナモン、ヴァイツェンと当ブルワリー製で今日飲める全酒目を制覇、シリシリーとポーク卵に島らっきょをいただいた。カウンターに料理と4種飲み比べのグラスが並んだ途端に携帯が鳴った。18時過ぎの定時時間外ではあったが、、、拒否しても他に回答できる者は日本にもう1人と居ないため、空腹を圧して業務対応をした。嗚呼、仕事はしたぞ、美味しく飲んで食べるぞ。ただ、続くラーメン行脚のためには再度のバス乗車が控えていたため、大量飲酒は死を招きかねないとのことで飲み比べセットに加えていよかんをもう1グラス分のみをいただいた後に今宵はグラスを置くことにした。スタッフが1人追加、その2人が明日、何度も商店街で顔を合わすことになるとは露にも思ってはいなかったのだが。
神奈川県内にも魁力屋なる京都白川発祥のラーメン店が増えているので、次回があれば事前調査も十分にして麺道を行きたいと思いながら、204系統の外回りバスに乗る。金曜夜だが道は空いている。知人に紹介されためん馬鹿一代に入る。此処で迷っていたのが敗因か、葱ラーメンより一番人気の味玉付めん馬鹿ラーメンを店長に勧められた。あのパフォーマンスは1人客にはコスト面でペイしないから勧めないのか。一見さんは葱ラーお断りのような気もする。一見さんより1人客か。めん馬鹿ラーメンは悪くないと思っているうちに、予約客なのか、4人の女性がカウンターの葱ラーメン専用席に就いた。葱ラーメンを食べる者は目前で危険なので写真撮影はすべからずとのお触れだったが、外野席なので遠慮なく撮影させていただいた。しかし、ファイアーパフォーマンスは半端なく圧巻であった。店内にはしばし焦げの匂いが充満した。次回は入店直後に躊躇することなく葱ラーメンに突進してみたい。めん馬鹿から宿まで3kmはあるが、適当なバス便もないため、歩くことに。旅の夜とは思えないほど飲料は少ない。偶には肝臓を労わらねば。宿のユニットバスで汗を流し、床に就く。

近隣の朝食提供場を事前に調べたものの、結局は京都駅から徒歩5分圏内の新福菜館本店に決めた。1月下旬からの膝痛は完全回復していないものの、歩く分には、、、と土曜朝の京都駅近郊を5km程歩いては、イベントを控えてのエネルギー補給にと、特大新福そばに漆黒のヤキメシを所望した。ラーメン丼上には大量の九条葱とチャーシュー、そして漆黒の出汁。色の濃さほど味は濃くはない。8時15分にはシナリオ通り、ビール親父が登場し、8時半には満卓となってしまった。恐るべし、新福菜館。関東近郊で朝の食堂が満卓とは想像に難い。松屋が満席になるだろうか。空腹で5kmを歩いた後と言うこともあり、大量さをものともせずヤキメシ諸共完食した。壁にはまかない丼が、お試し価格で100円引きの400円とのポスターが。次回、やるか。我が食欲には呆れる次第だ。
膝も少々心配ともなれば、会場付近までは電車のお世話になろうかと、モバイルSuicaで改札を通過して30番台ホームへと向かう。8:44園部行き各駅停車は堂々8両編成であった。鳥取島根県周辺の特急列車はたったの2両編成となっている昨今である。改札に近い側の4両には立客すら見られる有様だ。用地の都合で京都駅付近は現在も単線区間が微妙に残っているが、園部駅までほぼ単線状態が2010年まで続いたのである。遅過ぎた都市化、とは思うものの、漸くあるべき姿になったのかも知れぬ。閑話休題。
二条駅で下車し、今宵の打上会場も確認してから商店街事務所へ向かう。Tシャツにチケットが若干3枚。記念グラスが配られる訳でもなく、ボランティア側の戦利品が少ないなぁ、との思いは否定できない。Tシャツに着替えれば作業はすぐ目の前に存在した。取りまとめも大変だが、ボランティアの人数も昨年の倍くらいのようにも感じた。学生もアルバイトの報酬が別枠で与えられる訳ではなく、チケット3枚分と同額相当の商店街用金券が支給されるとのことだ。それでもこの人数をよく集められたものである。主催者側の人望か。気持ちの問題か。
東西に800mと長い商店街会場は6ブロックに分けられ、ボランティアもブロック毎に割り当てられた。アントニオはD地区でほぼ中央、激戦が避けられそうもない多忙区への配置である。ふっふっふ。アントニオの秘儀、ダブルタップ捌きが炸裂するか。そもそも炸裂させられる場に居続けられるのか。Dブロックには岩手、高知、京都、神奈川、富山各府県からのの5ブルワリーのブースで構成されていた。グループ中サービング経験者がアントニオも含めて5人となれば、各希望を募って一旦は固定配置となった。やはり東日本代表として今年もいわて蔵担当だろうか。すると、残る4人中の1人が、固定でなくローテーションしたいとの希望であった。御意。そうしたい。さて、ボランティアの元々の休憩時間割りを見ると、5人バラバラである。いつローテすべきか。いっそ、14時開場ゴング直後の1時間で回れないだろうか。きっとその頃が一番客足が少ないだろうから。との淡い計画を立てたアントニオともう1人で残り3人にプランを打診しに回った。
さて、14時のゴング直後は未だ客足は緩やかであった。しかし、10分は長かった。そろそろローテーションで回らんとした時、離脱を許されないであろう行列が形成されてしまった。しまったとはいわて蔵氏に失礼だ。いわて蔵の人気は昨年劣らず凄まじかった。ゴングから10分と待たずに殺人的な忙しさ。失敗したと思ってはならない。いわて蔵のビールがフィーバーしているのだ。業界のためだ。昨年より客足の回りが存分早まっている。恐るべし三条商店街。ローテするタイミングが読めない。と言うか、ないのだ。只管サービングマシーンと化した。自分が音頭を取ってのローテは既に破綻である。だが、他の割と手の空いたブースの担当者が気を利かせて先に回ってくれたのが幸いである。終ぞやいわて蔵のビールは一滴も飲めなかった次第である。
続く、梅錦。ブースは質素。醸造長佐伯氏がモクモクとサービングされていた。アロマティックエールとブロンシュは梅錦の看板として双璧をなしていた。こちらも行列が止まない。素晴らしいと言うべきか。佐伯マジックどんぴしゃり。行列は途切れそうで途切れない。もう一種のヴァイツェンと共にバランスよく客のカップへと注がれていく液種たちよ。いわて蔵の惨敗もあったので、サービングの合間の寸暇を惜しんで自肝へもサービングさせていただいた。
何とか行列の途切れを見出して次へgo。地元黄桜酒造である。黄桜は地理的にも近いためかブルワリー側のスタッフ要員も多く、サービングをさせて貰えそうな余地はなかった。氷配給や排水など文字通り雑用のみ。何とか、店では飲めない逸品とのことでチェリービールをいただいた。いわてや梅錦と比べたら、客の並びは微塵であった。態々三条で飲むべきではないと思われているのだろう。
続いて我が神奈川県からのブリマーブルーイング。工場見学時の面識はなかっただろうが、県民として会話は進んだ。お客さんの1人が大阪周辺で瓶売りしていないかと懇願していた。その美味しさに偉い感動振りだった。どれどれ。アントニオもそのペールエールを頂こうではないか。あら、深い味わい。コク。ペールエールの鏡。日本人では出せなさそうな絶妙感に、目から鱗だった。灯台下暗し。隣人を愛せよ。
そして、ババを引いてしまった富山県のブルワーである。サービングはおろか、チケットの受け取りさえも、遠回しに「触るな」と文句である。シール貼りしかやらせて貰えないとは。早く誰か代わってくれ。ここのビールには触手は湧かなかったが、改めて興味はゼロライズされた。7月には氏主催の富山ビアフェスがあり、噂に乗れれば行ってやらんこともないと、このブースの担当になる前までは策していたのだが、その夢は潰えた。旅費の節約だ。貴兄主催のイベントにお世話になることは今後ないだろう。果たしてボランティアさんの救援は来ない。そう、残りの4人はここが貧乏くじであることを既に体験済みなので、敢えてもうローテーションを回そうとは思わない訳だ。ううむlこれだったら一般ボランティアでなく、昨年同様にいわて蔵専属になれば、早期完売後、他のブースを巡る時間が取れるかもしれない。後の祭りだ。来年はどぉっしよ〜かな〜〜。しかし、チケット3枚はないよな。3枚は。気は進まなかったが、客が途絶えては氏に未だ残量のあるビールをいただいた。フルーツ系かホッピーなやつしかない。ううむぅ。疲れに優しいビールを誰か!果たして、誰の救援も得られなかった。間もなくイベント終了のゴングである。4人のうちの1人、売り切れブース担当者がブラブラしているのを見かけたので、残りチケット消費の間だけ代わってくれ、と懇願した。もう目ぼしいビールは残っていない。やられた。辛くも六甲のIPAが、この疲労後にまたホッピーなのは、、、仕方ない。参ったなぁ。やがてゴングは鳴った。ブース片しの統率感も微妙だ。その氏のブースとブリマーの撤収を手伝う。箕尾さんも未だいらしたのでこちらも微力ながらもお手伝いに加わった。高橋氏はグランビエール、肉フェスと連荘の同志と勝手に判断した。お疲れ〜。
三々五々と打ち上げ会場に人は流れて行く。挽回だ。お摘みにビールにエイヤッ!俺には飲み食いする権利があった。ビールは全5酒類しっかりと制覇させていただいた。天通氏も到着。オクフェス談義もあり。聞くところによれば、西日本のそれは撤退するとのことであった。どうやらブースを会場の死角的なスペースに追いやられてしまっていたとのことである。天通氏を怒らせるとどうなるのか。近いうちにその主催者には天誅が下るだろう。眞榮城氏もご機嫌であった。ただ、愚痴は聞こえるが沈んだ顔は会場の何処にも見かけなかった。期待通りのビールイベントライフを送れなかったのはアントニオだけではなかろう。また来年会おう、かな〜?
翌日、結局打ち上げで飲んだ気もしながらも、自分のキャパには遥か至らず、即ち適量で終えられたので、体調は万全であった。また歩くか。歩けそうにも思う。昨日の一軒隣、第一旭に入ろうか、、、待ち客1名。少々待たされてからカウンター席に通された。日曜の8時過ぎで満席なのだ。やっぱり特製ラーメンを所望してしまう。 隣の親父はビールを煽っている。今日もシナリオ通りだ。大手のビールをレギュラーガソリンと例えれば、アントニオはこれからハイオクガソリンを補給に行くのだからね〜。オジサン、貴方はレギュラーで頑張ってくだされ。食欲止まらず、特製を消費後、昨日のポスター気に掛かりて新福菜館の暖簾を潜ってしまう。まかない丼を注文する。 美味いラーメンの後だからか、感動は今一つ。特製ラーメン後にも拘らずボリュームは今一つとも感じてしまう無謀な食欲よ。嗚呼、こんなものだったのか。まぁ、旅の記念だ。
昨晩打上げで伺った、って無い京都奈良戦争を鑑みると、京都から奈良行のみやこ路快速が満席かつ立客ありなのが興味深い。例えば、桃山付近までならば近鉄や京阪電車の選択肢もあるものの、JRが一番運賃が安いのも理由の一つであろう。桃山からキザクラへの道も悩むほどではなかった。10分で十分だ。キザクラへは早着過ぎて手持ち無沙汰を覚悟していたのだが、、、何と敷地内のカントリーガーデンではビールと利き酒販売が行われているではないか!ビールは1種類のみではあるが、飲み終わったらポン酒も悪くないぞ。朝は8時台から新福菜館や第一旭でガソリン補給しているオジサンに負けじと、こちらはハイオクガソリン補給と行くか!と勇んで先ずはケルシュをいただく。ハイオク酒の中でも爆発力は低いが万民受けし易いタイプであろう。因みに昨日イベントの1.5倍は入るプラカップで価格は50円安かった。 カッパカントリー訪問万歳。続いて次世代エネルギー、酒ーるガス、純米大吟醸を頂く。滑らか過ぎる。困った。 ガーデンは徐々に人で溢れ、かっぱ天国にも待ちが発生するのかと、入口の台帳に記名をした。GW翌週とは言え日曜は開店直後から団体予約が約80名も入っている。11時になっても通されるのは団体客ばかりでフラストレーションが溜まった。次は来ねぇぞ、おい。10分待たされただろうか、麦酒工房直前のカウンター席に案内された。先ずは、早稲田大学、京都大学との共同開発ビールのナイルシリーズを飲み比べセットで頂くことにした。おくどさんの昼定食をいただきながらだが、ハイアルコールの赤銅色のルビーナイルにベルジャンホワイトタイプのブルーナイル、これは昨日のイベントでも披露されていたものだし、古代エジプトのエンマー小麦の優しいホワイトナイルの3品、美味しいが期待過剰だったかも知れない。飲み比べが終わって蔵のかほり、こちらも昨日も飲めたものだが、を所望した。従来、米系ビールと言えば、東の横綱米麦酒に西の横綱八郷がアントニオ内で双璧をなしているが、大人しめ、緩やかめ、であることは否めない。もっと芳醇を!
桃山の仇は長浜で討とうか。長居は無用と察し、急いで時刻表検索をすると、予定の20分前の各駅停車に飛び乗れそうだ。予定通りだと京都乗換6分なのでトイレに寄るのもままならなさそうだし。何とか小走りで12時前の奈良線上り線電車に乗り、京都へ戻る。奈良線とは言え、路線戸籍的には奈良の手前の木津が起点で奈良県を含まず、また、京都から奈良方面が下り電車と言う何だか京都の都合のみの生い立ちを彷彿とさせる路線である。京都駅でトイレを済ませ、2番線で長浜行新快速を待っていると、3番線に入って来たのは緑1色の117系ではないか。緑褪めた、惨憺たる色。誕生からカラーバリエーションも幾つか存在したが、末期感を感じたのはアントニオだけではないだろう。黄土色の伯備線115系よりマシか。否、こちらの方はその緑さえ色褪せているのだが。JR西の沿線住民でなくて良かった。済まぬ、住民の皆さん。文句はJR西日本に言ってくれ、と思いきや、京都駅の一番長いホームはアントニオが知らぬ間に1番線から0番線になってしまったのだが、そちらも緑主体のカラーリングでトワイライトエクスプレスが登場した。先日の一般紙にも記事が載ったのだが、JR九のななつ星に対抗する豪華寝台列車車両を製造することもあり、格差社会が鉄道業界にもじわじわと押し寄せていることを窺い知る。

やがて新快速電車の人となった。永遠のゼロに没頭しているうちに終点の長浜である。長浜止まりの列車は堂々12両編成切り離しせずそのまま北陸本線に入れるのであった。


駅から徒歩5分ほどで到着。カウンターに通される。煮沸釜が2台カウンター越しに。2階を所狭しと並ぶ熟成釜。地ビールを多少理解できるようになって初の訪問であった。さっぱり優しい飲み心地のテンダーアロマエール。店定番の長浜エールも喉越しの爽やかさの中に、舌に16ビートを刻むホップの攻撃が小憎らしい。長浜エールはキンキンに冷え、そう、香りを楽しむには冷え過ぎていた。レジの方には進言しておいたのだが、中々難しかろう。このエールが定番ならば、宴会の最初の一杯目にぐゎっと行く目的としては今日ほどの低温が適当だろう。ガブ飲み客用とじっくり客用と2温別々のケグを用意すれば?思考だけは偉そうだ。
帰路の敦賀方面からの直通列車はたったの4両編成である。ディーゼルカー時代に比べればサービス向上とは言え、ホームには周辺でハイキングをしたと見られる老々男女のグループが騒がしい。席取り戦争は必至だ。暑い。夏の日差しである。ホーム乗車口先頭に立ったアントニオは苦も無く席を確保し、米原まで揺られた。米原にてプチ夜食と飲み物を購入し、新幹線ホームへと向かう。米原からであるから、選択肢はこだまかひかりに限定される。こだまは苦しい。同じ特急料金とは思えない苦しさである。ひかり号は下りの新横浜名古屋間は1駅のみ停車が如く、上りもそうだった。N700系で270km出せるところは出していることだろう。のぞみの本数を増やしたため、ひかりをちんたら走らせている訳にはいかないのだ。
ラーメン街道白川通りにめん馬鹿の葱ラーメンも気にかかる。何とか昼にてぃんが〜ら入りすれば眞榮城氏に店で会えていたか。その他のブルワリーも回れないだろうか。さぁて、来年は、どぉ〜しよっかなぁ〜〜〜〜〜、答えはこうだ、イャォッ!
(完)

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付録:
麦旅アドバイス
・京都市営バスは今年度中にICカード対応予定。磁気カードのスルッとKANSAIは利用可。