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秩父マラソン

不定期連載 山道をゆく 第267話
不定期連載 麦道をゆく 第73話
秩父御岳山(関東百名山、庵選千名山593)
Wursthaus
(マイボック、クラシックセラー、アルトセラー、あさ開原酒)
【秩父マラソン】

4/18(土)
庵庵…鴨居〜菊名〜池袋〜(快速急行)〜三峰口=大滝温泉遊湯館
…落合登山口…御岳山林道2号線…ワラビ平(普寛トンネル入口)…西の肩
…秩父御岳山…タツミチ…山ノ神…猪ノ鼻分岐…町分登山口…三峰口〜御花畑
…西武秩父〜(ちちぶ28号)〜池袋〜銀座〜虎ノ門…Wursthaus…虎ノ門〜表参道
〜渋谷〜菊名〜鴨居…庵庵

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距離不足で公認記録化できなくなってしまった横浜マラソンを完走して早一月、弛緩し続けてはならない。今年は百名山遠征を2度控えている。5月上旬に宮之浦岳との野望へのステップとして、何処に行くか。太郎山や八溝山なども候補に挙がったが、業務翌日の早朝運転は堪えると思い、電車バスで安心の秩父御岳山に白羽の矢を立てた。池袋7:05発の快速急行に乗れれば三峰口まで乗り換えなしなのは有難い。登山口となる落合方面へのバスも、20分待たずに乗れそうだし。下山後は、上りの直通快速急行までは時間を持て余しそうだな。西武秩父からは奮発してレッドアローに久々に乗るとするか。夕方東京界隈ではイベントなりパブなりで給水しよう。
池袋からの快速急行の時刻の都合で始発電車ではなかったが、6時台の横浜線から乗り継ぎ、池袋では副都心線から西武線まで久々に走った。フリー切符は券売機で購入できなかったが窓口が空いていたのが幸いである。花見日和の天候ともあり、快速急行電車内は8割程度の席の埋まりようで大層な賑わいであった。大手私鉄の料金無列車では珍しい、トイレ付の車両であった。窓側の席では朝7時台にして既に夏の日差しを感じてしまう。山の麓はもっと涼しいと良いのだが。飯能でスイッチバックし、各駅に停車しながら北へ進む。西武秩父1つ手前の横瀬で後ろ4量を切り離し、三峰口編成はお先に西武秩父駅へと到達した。ここでこの列車2度目のスイッチバックにて、西武秩父駅西側の渡り線を伝って秩父鉄道へと突入だ。西武秩父手前で伊豆ヶ岳や武甲山など目当ての方々も下車し、秩父鉄道に入ってからも1駅毎にハイカーが下車して行った。終点三峰口まで池袋から2時間と12分の長旅であった。
駅前のバス停で時刻表を眺めれば、アントニオの乗る予定の三峯神社行き以外は1時間以上待ちが必要となると、同じ電車のハイカーの殆どが同じバスに乗ることになると見込まれた。座れないかもしれないな。電車が駅に到着して15分くらい経過し、道路の形状の都合で西側から西武秩父駅始発の急行バスがやって来た。なんとか空席は残っていそうだ。ものの数分後、2号車までやって来るではないか。花見シーズンだからか?まぁ良い。さて、急行バスの大滝温泉遊湯館で下車したのは、1号車ではアントニオのみ、2号車の客も追って来ない。となると、今日の落合からのコースは山頂までアントニオの貸切状態だろう。少し残念な気もしないではないが、遊湯館から1バス停分歩き、山へと向かう。
自宅にある山岳ガイドブックは其々1998年もの、および2001年ものであり、年季が入っていた。ネットで検索すると西武鉄道がハイキング用マップを公開してくれていたので、最新情報として印刷しておいて正解だった。前2冊のと登り道として採用されている落合コースは落石のため通行禁止となっており、林道2号線へと導かれて行った。好天だ。花粉被爆災害から立ち直り、意気揚々と進む。分岐の読み間違いはしていなかっただろう、との自負はあった。ただあと、どれくらい頑張れば、、、少々難関なのだろうか。追う人追われる人も居ない。孤独な林道だ。正しい道なのか、これは。少々心配が募る。秩の道なのか、これは。心配も十分募った頃、普賢トンネル入り口に到達した。登山者用の案内板もある。嗚呼。正解だったのだろう。進め、アントニオ。やはりモスクワは近かった。虫の勘と言うか、山屋の魂と言うか、20年近くの培いである。5か月如きのブランクで崩壊はしまい。イャォッ!
案の定、山頂はそこから指呼の間であった。山頂には両神、二子、そして秩父連山の山並みが広大だ。今年の登り初めの、5ヶ月振りの山に相応しい眺望だ。秩父御岳山は〜、たかぁらぁ〜の、や〜ま〜よ〜〜。美味しい。美しい。やれるぞ、オィッ!負けるな、オィッ!






さて、当初の予定は三峰口13:43。山塊に見惚れるのも束の間、電車時刻表を検索し始めるアントニオが居た。1本早く。49分前に辿り着ければ。御花畑でダッシュすれば予定より丸々1時間早い池袋到着になるぞ。往路林道歩行も調子は悪くはなかった。往路で30分近くコースタイムに先んじることができた。やれるか、オィッ!行けるか、オィッ!5ヶ月振りの山と言うよりは1月振りの走りを思い出し、後ろも時計も見向きもせず、振り向かず、ミツバツツジに目もくれず、アントニオは快速特急として三峰口駅を目指す。超高速下山だ。忍者アントニオ。何故か対向者も少ない。ラッキーとも言える。勿体ない、登って来ればいいのに。快速特急アントニオの独擅場だ。1月振りの走りで何故斯くも快適なのだろう。何故?土のクッションは膝へのダメージを最小限に留めてくれた。一応ガイドブックには急坂とも記されていたが、スピードを緩めなければならない程の箇所は随分進んでからであった。ひょっとすると、区間によっては先日の横浜マラソンよりラップは良かったかも知れない。快適過ぎる。明日は筋肉痛必至だろう。そんなことはどうでも良い。1本早い電車に乗るのだ。

駅周辺には10分程余裕で帰還できた。ビール!しかし、ビールを売ってくれそうな店が見当たらない。参った。登山口拠点として如何なものか。もっとも、その駅を出発する電車の大半にトイレがないのが諸悪の根源かも知れぬ。仕方ない。西武秩父では何とか調達したい。
その49分予定より前の電車の車両は、東急東横線あるいは大井町線のお古と思しきそれである。ホーム端にある西武の101系改造と思しき急行電車車両を撮影し、東急車両に戻るや否や、SLがやって来るではないか。快速特急は三文の得ではないが、1本早い列車のスケジュールならではの出来事である。


さて、当初の予定の列車では14分乗り換え時間が見込めた御花畑、西武秩父である。小学生の頃、長瀞のSLホテル泊旅行の帰路以来で記憶も朧であった。ネット地図アプリ的にはすぐ近くに見えたが、確か途中に土産物屋が沢山あって歩き難かった記憶もなきにしもあらず。1本早い電車では6分乗換である。しかも、一つ手前影森で往路列車交換してすぐ出発すればいいのに4分ほど無駄停滞していたのは嘆かわしかった。それでも6分をクリアしないと1本早めた意味が帳消しである。走りに走った。特急の指定券購入には辛くも券売機ではなく、窓口に並ばざるを得なかった。2つの窓口が先客で埋まっており、1人前の処理が終わったと思ったらお釣り受領未遂、窓口氏は隣へ行けと、こんなにショボい窓口で盥回しに遭うとは。あと2分、近くの売店でスーパードライを購入し、改札を潜る。
嗚呼、何とか間に合ったぞ。期待通り、車内の客の入りは3割未満、ゆったり寛げた気分である。西武新宿線は人身事故云々とのアナウンスだが、今日は無視して池袋へ向かえばよい。
丸ノ内線から銀座で銀座線へ乗換、池袋から30分程度で虎ノ門の人となった。WurstHausのプチよ市は今回で2回目か。昼下がりから人集りですぐに店の場所を確認できた。ほぼ満席と言ってよい、盛況である。仕方なく、折畳看板近くにポールとDバッグを置き、コインを購入して目当てのマイボックをちびりちびりとやり始めた。顔見知りと思しき方は2,3名いらっしゃった。ただ、別のグループで宴酣の模様だ。
マイボックに舌鼓を打っていると、ポールとアントニオのブーツを目ざとく見つけた方が二人、声をかけてくださった。山登りのグループの方とのことである。暫くして、今日勤務帰りだったと思しき方も合流された。明日、高尾か陣馬山に行かれるらしい。「じゃぁ、馬の下集合?」で通じてしまう。アントニオの方は、今日の秩父御岳山から、百名山制覇のための5月と7月の壮大なプラン、勿論ビールイベントの頻度も上がりつつ、などなど。
Wursthausでほぼ閉店まで御三方と話し込んでしまい、昨晩未受領だったクール宅急便もまた再配達の依頼をしなければならないことだろう。快速特急下山せずに1時間遅かった場合、どのような展開になっていただろうか。マイボックを飲み始めて数分はアウェー感も漂い、コインも5枚一巡のみと思っていたが、その方々と延々と飲み続けてしまった。否、悔恨の念は微塵もない。山とビールは暫く止められないだろう。
(完)

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付録:

山旅・麦旅アドバイス
・三峰口駅付近にコンビニなし。缶ビール調達不可。
・御花畑・西武秩父乗換は10分くらい見積もるべき。途中土産物屋あって歩き難い。