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麦達

不定期連載 山道をゆく 第254話
不定期連載 麦道をゆく 第48話
12/11/30~
古峠山(庵選千名山563)、旅伏山(庵選千名山564)
大山Gビール(ピルスナー、ヴァイツェン、ペールエール、スタウト、
ヴァイツェンボック、八郷ひやおろし原酒)
【麦達】

11/30(金)
庵庵…7・11…鴨居〜東神奈川…仲木戸〜羽田空港国内線ターミナル
…ANA Lounge…68番ゲート/(NH811)/米子鬼太郎空港
−県道47号線(米子境港線)−イツモレンタカー米子旗ヶ崎店
−米子食品団地入口−県道157号線(米子港線)−公会堂前−R9(山陰道)
−西福原1丁目−県道207号線(皆生街道・皆生西原線)−皆生−R431
−イオンモール日吉津−米子自動車道入口−米子東IC
−県道53号線(淀江岸本線)−伯耆橋−R181(出雲街道)−鬼守橋
−県道1号線(溝口伯太線)−宇代−県道46号線(日野溝口線)
−二部−県道35号線(西伯根雨線)−間地トンネル−林道古峠線入口
…林道古峠線…古峠山…林道入口−県道35号線−県道46号線
−R181−溝口インター入口−県道45号線(伯耆街道・倉吉江府溝口線)
−県道52号線・広域農道(岸本江府線)−大山ガーデンプレイス
−県道36号線(名和岸本線)−久米桜酒造交差点−ロイヤルヴァンベール大山
…ビアホフガンバリウス…RVB大山…ガンバリウス…RVB大山

12/1(土)
RVB大山−県道159号線(米子丸山線)−蚊屋西−R9(米子バイパス)−米子西IC
−R9−東出雲IC−R9(松江道路)−松江玉造IC−R9−道の駅湯の川
−直江−県道275号線(十六島直江停車場線)−西代橋−県道250号線(鰐淵寺線)
−県道23号線(斐川一畑大社線)−鰐淵寺駐車場…伊努谷峠…456m峰…旅伏山
…456m峰…峠…駐車場−県道250号線−西田郵便局前−宍道湖北部広域農道
−県道21号線(松江島根線)−学園通り−学園通り中央−R431−長海町
−県道338号線(美保関八束松江線)−江島大橋−県道47号線−幸崎町
−県道271号線(米子空港線)−空港入口−R431(産業道路)−イオン日吉津
−米子自動車道入口−米子東IC−県道24号線(大山道路・米子大山線)
−赤松−県道36号線−久米桜酒造交差点−RVB大山…ガンバリウス
…RVB大山

12/2(日)
RVB大山−県道36号線−吉定−R9−大殿−県道316号線(米子岸本線)
−天満−県道1号線−下阿賀(折返し)−赤猪岩神社駐車場
−県道1号線−県道316号線−R9−県道53号線−米子東IC
−米子道路−淀江IC−県道310号線(坊領淀江停車場線)−広域農道
−孝霊無線中継所−農道−妻木晩田史跡公園駐車場…妻木遺跡散策
…駐車場−県道310号線−R9−二本木−R431−美保町−市場食堂
−大漁市場なかうら−夢みなと公園入口−R431−空港入口−県道271号線
−県道47号線−イツモレンタカー旗ヶ崎店−米子空港/NH988
/羽田空港国内線ターミナル〜京急蒲田〜京急川崎〜京急新子安
…大口〜鴨居=鴨居7丁目…庵庵

☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★

9月は中旬に開催されたけやき広場にも出店されていたが、秋の飲み放題の予定は聞き出すことができず。果たして今秋の開催は中止になってしまうのではなかろうか、と訝りながら迎えた10月上旬に、見慣れたハガキが自宅に届く。おー。少々計画が遅れたな。大阪マラソンの前はさすがに厳しいな、と思っているうちにもう一通、今度は誕生月クーポン&誕生月ポイント2倍の通知であった。マラソン明けの金曜に休暇を取れればぎりぎり誕生月だ。急いで交通手段と宿を確保した。日中のアクティビティは、って山の他は思いつかないのだが、島根、鳥取各県の山ガイドブックを借り、所要時間と場所をリスト化し、当日の天候次第で選択すればよい、程度の準備である。AEONのワンデーパスを使えるので、紛失したばかりの折り畳みの調達なども現地でやれば良い。
今年は地ビールイベントボランティア元年としてただの呑兵衛を返上し、あ、時折ただの呑兵衛に戻ることもあるが、折角の酒蔵併設レストランに赴くのであれば、ブルワーの方との会話も楽しめたら、最も相手の都合もあるが、との淡い期待の中、支度をして庵々を発つ。未だ丑満つ時と言うべき4時台の鴨居路である。横浜線からエアポート急行に乗り継ぎ、羽田空港へ辿り着く。チケットを入手して保安検査場を通り、ラウンジに向かう。探し方が悪かったのか、給水はできたが果たして給食は出来ず仕舞いだった。未だ20km地点に到達していないからか?マジかよ、オィ。結局何も食べないまま出発時刻を迎えた。金曜6:50発の米子行便は空席も多く、後方の窓側席を確保したところ、隣の2席とも空席のままだった。天候は今一つである。鳥取県のそれも然り、のようだ。まぁ、雨が降ろうがメインイベントには差し支えあるまい。大船に乗ったつもりで空の旅を楽しんだ。
今年2度目の渡米である。米子鬼太郎空港では、何時もと同じ、イツモレンタカーのおじさんが待ち構えていらした。今回は従来のマーチ号と異なり、北海道でも運転したスイフト号である。しかもボディーカラーも同じ、ブーストブルーパールメタリックである。北の大地でもキビキビと動いてくれた記憶が鮮明であり、また新車に近い状態とのことで、ほくそ笑まずにはいられなかった。カード払いの事務手続き上、一旦オフィスに寄って欲しいと言われ、運転し慣れた県道47号線を南下した。手続き後、AEON日吉津店に向かい、折り畳み傘や食料品などを購入して出陣準備を調える。天気予報は元々覚束なかったのだが、春の陣の時も山中では降られずに済んだので、今日も大丈夫と高を括っていた。実際、天候は回復傾向にあるようだ。しかしながら、気合は既に下山していた。昼食ビールに向かっていた。1,2時間程度で下山可能な山に限る。ささっとリストから選ばれたのは古峠山であった。

R413、R9、県道53号線、R181などを経て、間地トンネルを潜ってすぐ左折、駐車場と呼ぶには程遠い路肩に車を停め、舗装された林道を登り始めた。平日に休暇取り、と言うこともあり、携帯電話にてメールチェックを行う。電波塔山と言うべき山である。山頂には携帯キャリアやTV局の巨大アンテナ塔が林立しているらしい。おかげで歩きながらのメールチェックにもストレスなく通信が続けられた。舗装路も車の往来が適度にあるのか落ち葉などが堆積し捲っている様子もなく、足下の心配もほぼなかった。コースタイムは登りが1時間くらいとのことだが、30分程度で出雲街道北方への分岐に差し掛かり、もう、林道終点、山頂域である。電波塔だらけだ。1業社のものと見られる商用車も止まっていた。父、大山は怒り心頭で、上半身はガスの中だ。ただ、天気は予想を裏切って上々、である。道後山方面が少々拓けているのも幸いである。
もう少し、下準備をして山を慈しむべきとは思いながらも、既に夢は麦野を駆け巡っていた。明日も山歩きができる天候に回復するかも知れない。ゆっくりと出雲街道を下った。
鳥取島根通いも4年目に突入した。宿には戻る、が正しい表現だろう。R181から大山寺方面への県道へ右折した以降は地図の確認は不要である。宿の駐車場に車を置き、ガンバリウスに向かう。程々の混雑具合である。紛う事無く飲み放題を注文する。平日のみランチメニューが存在するのだ。豪勢にステーキランチとした。ビールも食事も何もかも美味く、飽きがない。それ故にレストラン内から目視確認可能なビール仕込み樽部屋に、ブルワーさんがその作業をしているところを今まで目にしたことがなかった。今日は違った。先ずは、恐らくお弟子さんと思しき方が登場し、大量の麻袋を部屋に運んでいた。麻袋の中身はホップだろうか。その後、けやき広場などで見掛けた醸造長の岩田さんが現れた。何か怒っているようでもある。真剣勝負だ。店長に問えば、仕込み作業中は店長の話も聞いて貰えない程と言う。邪魔しようとしているのはこちら側だ。ビールは生き物である。大変そうだ。でもそうやって美味いビールができるのだ。
宿に戻り、メールチェックや風呂などを済ませ、うだうだとしているうちにまた夕刻となった。食事としてはピザの他に数品をオーダーした。ビールやピザに舌鼓を打っている間に、仕事が一段落したためか、岩田さんが態々アントニオの席までやって来てくださった。店柄場所柄か、万人受けする優しい感じのトゲトゲしくないビール作りを心掛けていると言う。ペールエールも2,3杯目にその味わいが理解できるように、との願いが込められているのだ。昨年のヴァイエンホップ、これは本当に大山地元のホップを使用したものだが、その柔らかさにアントニオも目頭が熱くなったのを思い出す。今後も大山Gビールをまた美味しく飲めそうな感慨であった。
翌日の天候は心配であった。鳥取県内はほぼ全域雨が避けられない様相だ。島根は未だ持ちそうだ。店長曰く、土曜日に席が空くのは15,16時頃、とのことなので、少々ドライブになっても構わなかった。天気も今一つなれば、2,3時間で済ませられる山が良いだろうか。バイパスなどを使っている間、雨は少々パラついたが、やがて上がった。北側の空は雲が少なかった。直江からR9を離れ、宍道湖へ注ぐ斐伊川を渡って出雲北山域へ赴く。県道250号線で一旦日本海側に出て、鰐淵寺へ向かう。駐車場は紅葉シーズンとなってしまうようだ。誤算だった。寺の紅葉は特に興味はないのだが、山に入るにはやはり寺向けの駐車場に止めるしかないようだ。仕方なく400円払って歩き始めた。
寺へ向かう舗装路を進み、寺の少々手前を左折、山らしい道へ向かう。中国自然歩道の一部でもあるようだ。急坂と思えるような坂は殆どない。天気も回復しつつある。30分程で伊努谷峠に到着し、それから間もなく稜線に出た。時折、北側に垣間見える日本海の青さが憎い。鳥取県域に比すると雲泥の差、と思える好天気であった。帰路運転時の嵐を全く予感させない穏やかな陽気である。スカイブルーとマリンブルー。ツアー2日目にして全勝と言える。矢張りアントニオは太陽と会話ができていた。

465m峰を過ぎ、旅伏山に到着。斐伊川と出雲平野。日本海。西には三瓶山。十分だ。天気予報、してやったりだ。準備不足の癖に、これだけの好パノラマを享受してしまっては、何処かで運が尽きやしないかと心配になる程であった。無欲の勝利、で良いかなぁ。




下山の足取りも軽やかであった。もう、夢は麦野を駆け巡る。明日の山行は眼中になく、快速運転で下山する。良くやった。好天だ。400円の元は取れただろう。
駐車場に戻り、鳥取方面へ戻る。ツーリングマップルに目敏く広域農道を発見した。バイカーとしてのキャリアが広域農道の威力の記憶を蘇らせてくれた。紛う事無く県道250号線を西田郵便局前にて左折した。島根半島の背骨と言うべきか、その中間線を貫く農道の起伏は激しかったものの、交通量も信号もなく、快適そのものであり、感動すら覚えた。R431やR9を使わない超バイパスルートである。松江市街地に入り、交通量の増加とともに天候は激変した。大量の雨である。降るが良い。春の行脚時同様にR431の堺港方面への交差点を間違えてしまったものの、程よくR431に戻る。豪雨である。今回は境港まで行かず、江島大橋を目指し、ツーリングマップルと道路標識の間で格闘を続けた。地図の示す交差点にランドマークが地図には記載されていないのだ。R431からの右折には何とか成功したが、大橋方面への左折には一度失敗した。失敗により道を覚えるものだ。二度あることは三度あるかも知れないが。これで島根県地理も3pointはアップしたことだろう。大橋を渡り、今日もAEONに寄って買い出しをし、宿に戻る。
降雨には結局自身も苛まれ、靴下浸水を余儀なくされたものの、ガンバリウスの暖簾を潜ったのは本当にジャスト15時であった。仕込部屋の岩田さんは今日は余裕もあったようで会釈で応えて下さった。店長も今日はビールサーバ寄りの席が良いだろうとのことでガラガラの店内故、最前列の、ビールサーバ砂被りテーブルに案内頂いた。前夜のピザも、某六本木のそれの倍ほどの直径と見られる。兎に角料理の皿がどれもデカく、大食漢もほくそ笑まずには居られないレストランである。土砂降りに耐えて来店後、ビールと美食を堪能しているうちに雨は上がった。
今日も勝った。それだけだ。宿に戻り、大浴場に浸かり、1杯だけ飲み直し、寝た。

翌日、予定通りと言うか、シナリオ通りと言うか、心掛け通りと言うか、天候は覚束なかった。もう消化試合モードである。1時間程度の山をささっとクリアするか。先ずは、と言うのも変だが、要害山へと向かった。登山口周辺の道路事情がとても怪しかった。赤猪岩神社駐車場は立派だが、登山口が不明である。工事中との表示もあった。この不安の中、何が何でも登りたい、との意思はなく、パスして次を検討した。孝霊にするか。北上し、県道310号線を進み、何とか孝霊無中の看板を確認して側道を進む。2006年製のガイドブックには駐車場はないので路肩に、とあった。登山口のような場所まで到達は、した。しかし、存分薮っているではないか。昨日の雨で濡れ捲っている。薮は何処まで続くのか。そこまでして登ろうとの思いは微塵もなかった。ううむ。今日、もう大山Gビールは飲めない、ともなると、モチベーションも今一つである。天気も然り。考霊無中から下り、さて、境港に直行するか。

あっ、むきぱんだか!!!そう、大山周辺の観光HPのマスコットキャラとして、妻木晩田にちなんでむぎぱんだなるパンダゆるキャラが我が脳裏を侵食して止まなかったのだが、考霊無中からすぐの地にそれは存在した。妻木晩田遺跡散策でも、との気になり、駐車場に車を止める。縄文時代の遺跡が多数散在している。バックには考霊山も居る。天気も然ることながら、低山2山にあしらわれたようで気分は良くない。広大な遺跡はウォーキングのトレーニングにはベストであろう。景色は天候が消沈させているだけなのだろう。次回以降、曇り確定の場合は、遺跡散策も重要な選択肢となろう。気分は既に境港の市場食堂へと赴いていた。
R9、R431と進み、市場食堂に至る。今日は刺身定食である。煮魚も載っている。ボリューム満点だ。食後、気になったので中浦の市場へも赴く。おや、こちらは試食サービスが充実しているぞ。様々な海産物に興味をそそられたが、海鮮もの味噌汁の具を購入することにした。こちらの食堂は11時営業開始である。悩み処だ。
レンタカー事務所に戻って給油し、空港にておじさんに車を引き渡した。山も2日登れたし、醸造所にて岩田さんの話も直接伺えた。アントニオの山岳地ビール史も未だ成長の途上であった。


(完)

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付録:

山旅アドバイス
・鰐淵寺駐車場は紅葉シーズンは有料の模様。(400円)