ベスコングルメ

不定期連載 山道をゆく 第284話
不定期連載 麦道をゆく 第96話
二俣山(庵選千名山649)、孝霊山(庵選千名山650)


(大山ブロンド、グランセゾン、ヴァイエンホップ、八郷、
デュンケル、ヴァイツェン、ピルスナー、ペールエール、スタウト、
三味一体、ルミノーサ・セッションIPA、ピーテッドラオホ、
インペリアルスタウト、だるまエール)
【ベスコングルメ】

11/23(土・祝)
庵庵…西谷〜横浜〜(急行)〜羽田空港第1・第2ターミナル/G509=タラップ
…ANA381/米子鬼太郎空港…レンタカー乗り場−県道271−R431−イオン日吉津
−二本木−R9−淀江IC入口−県道279−県道329−妻木晩田遺跡駐車場
…弥生の館むきばんだ…道具展示館…道具の森…弥生の森散策路入口
…駐車場−県道329−県道243号線(中高妻木線)−県道158−県道36
−大山ガーデンプレイス−ガンバリウス−県道36−大山IC−山陰道−中山IC
−なかやま温泉 ゆーゆー倶楽部Naspal−中山小学校入口−R9−車尾
−県道300−明道地下道−R181−博労町一丁目−米子ユニバーサルホテル
…なるこ…すし弁慶…鮨 よし喜…米子駅前界隈…米子の庄屋…米子UH

11/24(日)
米子UH…米子市街散策…UH−R181−米子南IC−山陰道−米子IC
−中国横断自動車道−蒜山IC−蒜山高原キャンプ場…二俣山…キャンプ場
−県道422号線(蒜山高原線)…蒜山やつか温泉快湯館−旧備中往来倉吉道
−R482−江尾−R181−すし弁慶道笑町店−R181−岸本−県道36−県道52
−大山バックパッカーズ=ガンバリウス=大山BP

11/25(月)
大山BP…ペンション村散策…BP−大山広域農道−県道329−孝霊無線中継所ゲート
…登山口…孝霊山…登山口…ゲート−県道329−淀江IC入口−R9−淀江支所
−ENEOSセルフ日吉津SS−山芳亭…イオン日吉津−R431−皆生−県道207
−OUランド−県道207−皆生−R431−卸団地入口−県道245
−クロネコヤマト米子米原店−米原−県道317−河崎−R431−空港入口
−JA-SS中浜給油所−県道285−オリックスレンタカー米子空港店
=米子空港…米子空港(駅)〜米子〜岸本=大山ペンション村…大山BP
=郷の鮨たむら=大山BP

11/26(火)
大山BP…アイノピアペンション村…大山BP…別所川渓流植物園
…大山ガーデンプレイス…伯耆総合スポーツ公園…地蔵滝の泉
…ガンバリウス…ロイヤル入口=岸本〜米子…かば…米子〜米子空港駅
…鬼太郎空港/ANA390/G61…羽田空港第1・第2ターミナル〜(急行)
〜京急東神奈川…東神奈川〜鴨居…庵庵

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今年は今年で文化の日は既に連休なこともあって予約足も間に合わず、下旬はそのままでは連休にもならなかったものの、勤労感謝の日は最近重宝している宿も確保できず仕舞いである。ならば、十年近く界隈を旅しながら初めてとなる、米子市界隈で一泊でもしてみるか。
某社9月上旬の社員旅行時には、幸い、米子市界隈出身の方が同カンパニーに異動され、しかもベスコングルメ班参加に賛同となれば、お勧めグルメ店をヒアリングさせてもらった。そう、社員旅行でも勝浦の鮪尽くし飯後のクラフトビールで若干4杯はいただいたものの、夜の大宴会は一次会のみで就寝してしまったほど、体力の衰えは否めなかった。
さて、この度も初日は始発電車クラスで羽田に移動しなければならなかった。従来は鴨居から東神奈川、そして京急東神奈川に駅名を変えた旧仲木戸から京浜急行のパターンであったが、横浜駅の乗り換え時間は前者より時間を要するものの、何となしに鴨居駅までのキャスター付スーツケースごろごろ移動のマイナスなイメージを払拭しようと、相鉄線経由でスタートすることにした。距離は若干鴨居駅よりは長いものの、駅前付近以外は歩道ゼロなので、歩道断絶箇所での持ち上げ下げが不要なのが若干良かったくらいで、朝もはよからごろごろごろごろはやはり煩さは避けられなかった。西谷駅からの始発電車には空席はなかった。横浜線では新横浜から新幹線組と言う遠征客層も考えられるが、相鉄線からは皆基本終点の横浜乗り換えとしか思えず、途中駅での着席も見込めなかった。総勢挙って横浜駅乗り換えダッシュ大会に参加なのだろう。ライバルが多いぞ、こっちの方が。それなりに短所はあるものだな。
横浜駅ダッシュのお陰で京浜急行には着席できた。ただ、米子便の時刻まで、ラウンジでゆったりした時間も取れない。まぁ、忙しない行程もまた楽し。ANA便は現地での素早い脱出を考慮して通路側席を予約していた。通例と異なり、他の格安系レンタカーの最安値より100円更に安かったオリックスレンタカーを予約していた。となると、出口間際のレンタカーショップスタッフの待ち受けはなく、固定のレンタカー受付窓口へ赴く必要があった。更にはオリックス側の効率対応のため、オリックスのレンタカー事務所までの送りはない代わりに、空港敷地内に既に借りるべき車両が回送されていたので、慣れない空港からの出発であった。
例の如く、R431を南下してはイオンで行動食相当のパンを所望する。その後、ランチタイムまでの時間を持て余しており、天気も雨模様に近くて山登りは躊躇われたため、妻木晩田史跡公園へと赴くことにした。敷地は広く、位置ゲームポイ活にも向いているのが幸いであった。弥生の館で敷地マップをいただき、散策を開始した。道具展示館から道具の森、そして弥生の森や妻木新山地区方面へ移動しかけると、散策開始から十分程度しか経過していないのに、無情にも雨が降り出してしまう。傘は車に置いてきてしまった。急いで車に戻る。雨は止みそうもないため、昼食場所へと向かう。時間持て余しは仕方ない、のんびり行こうよ。未だガンバリウスは開店していなければ、近隣のガーデンプレイスに寄って、野菜売り場を物色し、白菜とししとうを土産に購入する。


ガンバリウスへは満を持して、と言うほど態勢が整っていなかったものの、何時ものように、ガンバリ飯に黄金清水の数々を堪能させていただいた。三味一体とグランセゾンは思えば樽切れ寸前だった模様である。
若干遠くても、少しでも料金の抑えられる温泉にでも、と、中山温泉に白羽の矢を立てた。遠い、と言っても車では30分足らずではあったが。なんでも、日本三大名湯の一つ、下呂温泉に泉質が似ているとのことで、美肌の湯として人気だそうだ。そこまでの効能を感じられるほどの準備をしてこなかったものの、旅先の湯としては寛ぎを堪能させて貰えた次第である。
今宵の宿は従来とは地域が異なるが、街中故カーナビで特に苦も無く辿り着けた次第である。さて、グルメである。まずはソウルフード摘みを堪能させて貰えそうな店を目指したが、通常の土曜日と異なり、祝日故なのか、休業の店も少なくない。次に、線路の向こうまで行き、回転寿司に赴けば、カウンターですら90分以上待たねばならないようだ。実際、雨もふんだんに降り注ぐ米子駅界隈で、少々思い遣られてしまっていた。住所的にはかなり近いすし喜も同様に休日休業の洗礼である。また線路を跨ぎ、駅の西口側飲み屋界隈を歩き続けるも、予約無い客はお断り、が4,5軒続き、面を喰らう。さてさて、米子のグルメはお預けになってしまうのか、此処がダメなら宿飯で我慢するかと、暖簾を潜った庄屋、と言っても「米子の庄屋」であり、チェーン店のそれではない店に赴けば、特に問題なく席を確保することが出来た次第である。鯛の塩焼き、のどぐろの唐揚げ、ヒラマサの刺身、アカモク、、、そして地酒も20種類くらいは選択できるではないか。雨中の米子駅界隈を歩き回って萎み掛けた一縷の望みを叶えて止まず。素晴らしい夕食のひと時であった。
とは言え、宿でも無料の夕食がいただけるとあれば、勿体ない魂は別腹を用意していた。もう今日はこれ以上は食せない。合掌。
さて、夜も明け、自宅界隈でも平日はほぼ毎日実施している、早起きして位置ゲームに振り回され散歩に赴いた。横浜市の自宅近辺界隈と異なり、起伏が無く、ほぼ馴染みの無い界隈であるが、味気ない感覚が続く。折畳傘を念押しで持ち歩いたが、幸い開くことはなかった。やはり地元でないので距離感がまったく掴めず、思ったほどの距離を歩覇できなかったか。
朝も無料の定食をいただいてはホテルを出発する。昨日は平地で大雨だったことを顧みておらず、飄々と蒜山高原方面を目指した。雨は上がって冬晴れだ。鳥取行脚であれ程のリスクを負うとは思いも依らぬ好天である。有り勝ちな罠に嵌まることを終ぞや知らぬまま蒜山高原キャンプ場まで車を走らせた。
この寒さでキャンプをする者は見当たらないが、場内のトイレは利用できるのが有難かった。何食わぬ思いでキャンプ場を発つ。
冬晴れの清廉とした空気の中、思えば今年初の登山に邁進している。幼老ブナを掻き分けながら20分ほど歩けば路上に白さが目立ってきた。登りは未だ問題は無いのだが、、、徐々にその白覆いが道を占める割合が逆転し、傾斜もきつくなってきた。滑ることはないのだが、軍手を利用しての三点支持を続けていけば、ものの数分でぐじゅぐじゅである。軍手は湿りに湿り、適当な間隔で一旦脱いで絞らなければ凍傷は必須と思しき寒さ、冷たさに苛まれていた。
往路はほぼコースタイムくらいだろうか、1時間少々で二俣山頂に到達した。見晴らしは今一つである。ただ、描いていたゴール、皆ヶ山へは、一旦下って登り返さなければならないのだ。既に、此処二俣山から無事に下山できる自信は消失した。軍手は相変わらずぐじゅぐじゅで、両手は凍傷まっしぐらである。
此処は二百名山に数えられないかも知れないが、享年54、アントニオ終焉の地になるかも知れない、それほどの脅威を覚えた下山路である。深田久弥さんに合掌。まぁ、命が大事で、危険と思しき個所は粗ほぼ登り時と同じ態勢、即ち下向きでなく、下側に背を向けた状態で一歩一歩下った次第である。


慎重に慎重を重ね、終ぞや一度も滑らず転ばずに、気が付くと蒜山高原キャンプ場界隈に辿り着いていた。嗚呼、未だアントニオ人生に終止符を打つのは早過ぎたか。やれやれ。
今回ばかりは夢は麦野を駆け巡ることはなかったものの、そそくさとネットで近隣の温泉を検索すれば、やつか温泉がヒット!しかも、そのページ内に140円割引クーポンあり!急げ。既に両手凍傷の危機は免れて久しかったものの、喜び勇んで車を東へと走らせた。
汗を流しては朝霧の湯でラドン温泉の恩恵に溺れた。ふ〜っ。未だ生きてるね。
温泉で汗を流して息を吹き返し、未だ夢は麦野へは至らず、昨日のリベンジに、米子駅方面へと戻る。すし弁慶よ、覚悟は良いか。
さすがに昨晩の比ではないものの、日曜昼間であっても、都合30分は待たされた次第である。ただ、此処も半回転寿司と言うべきか、季節ものの平政や鯛などは紙製メニューに張り出されてはそれの配膳は回転せず店内スタッフが卓まで運んで来てくれるシステムであった。酢飯大量につき、今日も季節らしい海の幸を堪能させていただいた。
3度目の大山バックパッカーズである。宿長斉藤さんは当然か、炉端を転がしたスーツケースの車輪を悉く拭き掃除していただかなければ、宿内に持ち込めなかったほどである。普段の余裕がなかった訳ではないのだが、今回は結局、斉藤さんの車でガンバリウスまで送迎いただくことにした。ルミノーサ・セッションIPAなどを皮切りに、大山Gビール飯は進む、進む。予告はしていたものの、社長の田村さん、醸造長の岩田さんがテーブルまで会話しにいらしてくださり、クラフトビールを求めて三百里の夜は吟醸度数を上げて更けて行った。
3泊とは短い。今日で山行はオシマイだ。レンタカーの返却もしなければならないので遠征は難しい。今日も、生卵、白バラ牛乳、白バラ牛乳のヨーグルト、イギリスパン、バター、ジャムにコーヒーと申し分ないセルフ朝食を済ませ、宿を発ち、向かったのは幾年も近くて敬遠していた孝霊山である。2日前と同じ、麦木晩田史跡方面を目指す。山道ガイドブックを幾度も眺めたものだが、十年近く前はもう少し登山の所要時間が短かったと思う。即ち、最近の登山口は以前と比べて山頂から遠ざけられているのだ。昔登った輩が荒らしたツケを負わされたのか、有難迷惑千万であるが、それでもアントニオにとっては手軽なコースであった。現在の登山口から旧登山口にかけて見晴らしは申し分なく、日本海がおはようございます、である。確かに旧登山口と思しき付近に車を停められそうなスペースを確保するのは困難だろう。最も、県道329号線から考霊無中看板を目印に少々登った農道自身も対向車を避けられるスペースがほぼ見当たらず、混雑したら目も当てられない状況が想像できる。
昨日の二俣山より低山であり、周囲に高山もなく、今日は雪を踏み締めての難登山には程遠く、安堵は広がった。


登山口から1時間半は経過していないか、山頂に立つ。日本海、弓ヶ浜。大山、蒜山。眺望は果てしない。まぁ、軽かったな。これで良かったのかな。



言葉尻にも中々痛快感を出せないのは、今日のこの後のスケジュールが詰まっていることにあった。少し開店には早いかとは思い、駐車場脇の給油所で満タンにした後、魚介丼の巨匠、山芳亭に赴く。先頭から3人目に並んでいるお祖母ちゃんが悉く意気消沈しているのが気になる。食事前なので食欲を減退させられて少々ハタ迷惑にも感じていた。過日調査したところ、限定の船盛定食は、1日2名までとのことであった。舟より大きいサイズの「船」なのである。アントニオが事前にそれを察知していたら給油せずに並んでいたことであろうが、まぁ、時の運だ。次回、平日に再チャレンジでもしたいものである。それでも、漬け丼と山芳丼だか、もう豪華絢爛2人前、ご飯はさすがに2杯目分は少量にしてもらい、代わりに蟹汁をいただいた次第である。
普段の休日は、何かと飲み歩いてしまいがちで、食料品以外の買い物は延期が続いていた。下着類に革靴の補充が必要と認識していたが、伯備線の時刻を鑑みると漸くその機運がやって来た、というところか。特に靴売り場では、店員からアプリ新規登録で5%引きになるので、と、いろいろとスマホを弄っていた。こんな時こそ通信状態が芳しくなく、ダウンロードなり初期セットアップなりに10分程度は経過してしまった。ただ、幸運なことに、誕生日割引10%が適用されることになったではないか。10分耐えた甲斐はあった。偶には食料品以外も買い物しなきゃ。


そこから適当な温泉、、、そうだ、大山界隈宿泊ツアーをやる遥か昔、もう22年も前に、今は亡き品川米子間の高速バスから大山、しかも夜のうちに夜行バスで九州入りと言う現状実現が困難と思しき行脚で寄った、皆生温泉を訪れようではないか。月曜昼間ともあれば閑散としていて気持ち良い。料金は当時の倍くらいかもしれないが、それでも廉価だろう。寛げた次第である。
登山靴、予め購入した土産にイオンでの買い物品などをスーツケースに詰め込んでは今日のうちに宅配便で自宅に送る手配をした。その荷物を羽田から自宅まで転がす気苦労を考えれば宅配便はコスパ的に申し分ない。
念押しでレンタカーショップ推奨の、空港近くの給油所でも給油してからショップに戻る。空港に送っていただき、空港の売店で軽く1缶所望し、鬼太郎列車で米子駅へ。そして今回もダイヤの都合上、電化区間にも関わらず運行経費節減狙いの単行ディーゼルカー生山行きに乗車する。


岸本駅からは平日だからスクールバス、、、と思いきや、17時台だからか、今回も大型1ボックス車であった。アントニオ以外に学生と思しき客は2名である。今日も大山ペンション村で下ろしてもらい、宿に戻る。
今日は宿のパックツアーの一環として、夜食には鮨たむらを利用することにした。そう、月曜日でガンバリウスは定休日なのであろう。


案の定、貸切状態である。11月も末ともなれば、この程度だろう。前菜的な盛りの直後に、残念ながら今宵は直径30cmほどの大皿鯛の兜煮は何処へ、、、合掌。台所事情もあろう。。。ただ、やはり地酒の選択肢が20程度もあり、酒好きには申し分なかった。刺身の盛り、大山牛などを使った肉系の握りも。コースの締めの握りは、案の定季節ものが満載である。大皿分の補填ではないが、握りは追加で8貫もいただいてしまった。飲んだけど、食ったねぇ、今回の旅は。
帰路も宿の送迎を頼み、宿に戻った。存分飲食を嗜んだ挙句に、昨日購入し冷蔵庫に眠っていた大山Gビールのだるまビールをいただき、今日を締めた。
無念と言うか、前回に続き今日も大山最終日は雨模様である。植物園は昨年より歩き回れたものの、位置ゲームの歩数稼ぎにスポーツ公園まで歩いているうちに辛くも降り出してしまった。合掌。それでも降り方に落ち着きを見ては、地蔵泉まで歩いて時間を稼ぎ、何とかガンバリウスの昼開店へと時間を費やすことができた。ランチビール、堪能!

今回のオンデマンドバスの手配は逆回り便に無言で振替させられるのを防ぎ、定刻通りに乗せて貰った。交通勝手は悪くないぞ。
電車まで少々待ち時間があり、岸本駅内で佇む。駅のポスターには虫が入るから網戸閉めろ、蛇、蛙、蝙蝠 が入るから扉閉めろとある。扉を閉めないと夜は賑やかになりそうだ。でも、蛇も蛙も蝙蝠も、姿形は大きく異なれど、全て虫偏友達なのだなぁ、仲良い訳だ。
今日の伯備線は遅れることなく岸本駅に到着した。でも、経費節減のための黄色1色のそれである。合掌。
運賃の安さで航空便は最終便を選択した都合、存分に時間はあったので、米子駅で一旦下車し、夕飲み行脚へと歩を進めた。以前、大山Gビールとのキャンペーンがあったからか、何となしにかばを選択した。残念ながら大山Gビールは飲めなかったものの、矢張り魚介に地酒が並んで至福のひと時であった。と言うか、今日は昼からほぼ運動らしいことをしておらず、満腹につき、数多あるメニューのうち幾つかは断念せざるを得なかった。
夕食後米子駅に戻り、待合室で業務を適当に行った。今日の境港線は鬼太郎シリーズではなく、新鋭キハ126系車両であった。鬼太郎車両のキハ40系47系もそろそろ寿命かもしれない。ただ、モノを長持ちさせるのが得意なJR西日本だから、廃車は未だ先だろう。

空港ラウンジで少々寛いでは羽田行最終便の人となった。空路上で発生した乱気流で機内の揺れが激しくなってしまい、アントニオの手前2列目までドリンク配りが終了してしまった。無念である。
羽田空港ではひた走り、京急線を乗り継ぎ、そして東神奈川から横浜線の人となった。嗚呼、疲れた。
「文筆力が激減して恥ずかしいくらいである。次回以降は即興で書き上げる必要があると痛感した。」とは前回の末筆である。今回も時間がだいぶ経過してしまった。自分に合掌。
(完)

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付録:

(完) 麦旅アドバイス
麦・山旅アドバイス
・二俣山 キャンプ場トイレは利用可能。雨後、積雪後の登山は不適。
・孝霊山 妻木晩田史跡公園くらいしか付近に利用できるトイレはない。
面食らう急坂はないものの、後半クマザサに道が存分覆われてる箇所あり、
踏み跡を確認する必要がある。