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奥只見は今

不定期連載 山道をゆく 第253話
不定期連載 麦道をゆく 第46話
12/9/22~
日留賀岳(関東百名山、栃木百名山、庵選千名山562) 小白沢ヒュッテ(各種ベルギービール) 猪苗代地ビール(ピルスナー、ヴァイツェン、ラオホ、ゴールデンエンジェル)
【奥只見は今】

9/22(土)
庵庵−県道109号線(青砥上星川線)−鴨池大橋−産業道路
−県道140号線(駒岡池辺線)−イオン横浜新吉田店−県道13号線(横浜生田線)
−都筑IC−第3京浜−玉川IC−都道311号線(環状8号)−用賀IC−3号
−大橋JCT−C2−熊野町JCT−5号−板橋JCT−C2−江北JCT
−S1−川口JCT−東北道−上河内SA−矢板IC−R4(奥州街道)
−出光4号矢板SS−上石上−県道185号線(関谷上石上線)−関谷宿
−県道30号線(矢板那須線)−関谷北−R400(会津東街道)−木の葉石入口
−県道266号線(中塩原板室那須線)−小山宅駐車場…送電瀬鉄塔
…シラン沢林道…林道終点…腹部の曽根…日留賀嶽神社鳥居
…日留賀岳…鳥居…林道…駐車場−元湯温泉口−R400
−上三依−R121(日光街道)−横川パーキング−デイリーヤマザキ
−R352(沼田街道)−仮・金泉橋−小白沢ヒュッテ

9/23(日)
ヒュッテ−R352−内川−R401−山口−R289(駒止バイパス)
−会津田島−R121(会津西街道)−小野下−R118(日光街道)
−運動公園−県道64号線(会津若松裏磐梯線/富士通り)
−郷ノ原−R49(越後街道)−松窪入口−県道64号線
−八田野−R49−世界のガラス館−R49−県道64号線
−R118−R121−R289−R352−JA檜枝岐SS−ヒュッテ

9/24(月)
ヒュッテ−R352−R121−R400−西那須塩原SA−羽生PA
−S1−C2−5号−竹橋JCT−C1−一ノ橋JCT−2号−戸越IC
−R1(第2京浜)−馬込−都町−矢向2丁目−県道102号線(荏田綱島線)
−末吉橋−県道17号線(環状2号)−八反橋−寺下橋−笹山団地−庵庵

☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★

またこの季節がやってきた。昨年は水害でR352の通行が地元車両しか許可されておらず、銀山平からはヒュッテの櫻井さん号や宿の常連さんの運転にお世話になった。今年は再度複数の橋が流され、9月にしてもなお復旧が完了していない。ならば、福島側から行けば良い。栃木、福島側の山を幾つか見繕った。
前日の天気予報に拠れば、土曜日については栃木、福島共に上々の模様である。ただ、日曜については会津地方全域的に曇りから雨、となっている。まぁ良い。余り機転は利かないが、雨のアクティビティは適当に考えよう。21時頃には就寝できた。
当日、1時前に起床し、ネット検索などを経て1時半過ぎに家を出発を試みた。自宅周辺の天気予報は考えておらず、時にゲリラ豪雨時間帯であった。出発箇所、出発時点にして出発意欲を殺がれかねない状況であったが、再度栃木県方面の天気予報で回復を見込み、自宅を出発する。つい最近WAONやAEONカードを調達した。イオン横浜新吉田店が24時間営業であることを確認した。前回までは、前日中に行動食調達、三ツ沢ICからK1、C1などを使ってS1へ、と言う復路には必ず渋滞が心配されそうなルートを選択していたが、今回は当日イオンで調達、都筑ICから3京を経て、用賀から首都高でC2などを使ってS1へのルートに変更した。通行料金の差額は前回に比べてプラス50円である。悪くはない。イオンで買い物をしている最中にもゲリラ豪雨の加勢は止められなかったが気落ちしている場合ではなく、先へ進む。3京、首都高、東北道へと進むも、雨は落ち着きつつあるが、止む気配は微塵も見せなかった。
矢板ICで下車直後、間違えてR4でなく手前の側道に降りてしまい、細い路地に迷い込んでしまった。東北本線の踏切を渡って何とかカンとかR4に復帰する。雨脚は弱まらない。福島県内も天気は良いみたいなので、いっそ、栃木寄りでなく、本名御神楽まで行ってしまおうかとも悩んでいた。県道185号線に入ると、雨脚も弱まり、空が明るくなりつつあった。これなら行けそうではないか。行ってしまおうか!登山意欲が急速に回復した。R400に入り、塩原温泉界隈をゆっくりと進む。木の葉石園入口で県道266号線へと右折し、間もなく左折して小山さん所有の農地と思しき地帯を進む。日留賀嶽の看板を目印に進むと、あった。少々離れた第2?駐車場に停めるか、少々悩んだが、小山邸に近い駐車場がほぼガラガラだったのでそちらに停めさせていただくことにした。また、記帳場所には親切にも、小山さん直筆と思しき登山地図のコピーもあったので有難く拝借することにした。
5:38、出発である。クマ出没注意の張り紙があった。大蔵経寺山で熊を舐めてはいけないと悟り、小さいながらも2つの鈴をそれぞれDバッグの後ろと肩掛けポシェットの手前の2重奏体制として万全を期した。これが万全かと言われたら、現状可能な範囲でのそれだ、としか言えず、是でも熊さんとのバトルを避けられるかは正直、覚束なかった。特に手前の鈴の鳴りが甘ければ敢えて手で持って強制的に揺らしながら、熊さん避けてね、熊さん避けてね、と祈りながら登山道を進んだ。登山道の整備自体も小山さんが尽力されているのかも知れず、歩き易く感じた。
少々明るい地点、と思ったら鉄塔の先で林道に合流した。小山さん地図に拠れば林道の麓側はゲートがあり、事実上廃林道なのだろう。大蔵経寺のそれ程草茫々ではなかったが。そう、小山さん地図には小山邸連絡先のみならず、近隣のタクシー会社の電話番号まで記載されており、公共交通機関で登山する方にも優しい配慮であった。林道の途上から時折塩原の町並みを見下ろすことができた。太陽さんよ、持ってくれ。
林道終点から再び山道に入る。道は少々下ってしまい、残念には感じたが、概して傾斜がきつい箇所は殆どなかったのが幸いであった。ブナに見守られ、トリカブトにも出合い、やがて木製の鳥居2脚を潜った。

その鳥居から、小山さん地図では残り30分、他の登山地図などでは1時間半かかる、との記載であった。あの区間を30分で切り抜けられるのは忍術が必要だろう。森林限界に近づき、辺りはすっかり明るくはなっているが、昨今の雨で熊笹が登山道を覆ってしまっており、また、夜露にも濡れていた。西吾妻や東栗駒の再現になってしまうのか。熊笹の茂り具合に何度も怯んだ。頂上が見える、或いは頂上ではなかったが偽ピークが見える、と言った地点で退却する訳にはいかなかった。しかし、偽ピークは多かった。既にズボン全体がびしょ濡れ状態である。最近夜露びしょ濡れが定番化してしまっているなぁ。ホントにこの先に本物の山頂があるのだろうか。この地点より標高が高い地点は残っていないのではなかろうか、、、と訝ること、2,3度のみならず。



8:52、山頂着。熊笹の向こうに都はあった。6月に登った高原山、那須連山、日光連山、林道跡が生々しい男鹿の山々、荒海山、七ヶ岳、会津駒ヶ岳、燧ヶ岳、、、360°、果てしない展望が続いた。

下山である。またあのプチ藪攻撃に耐えねばならないのか。下山だから足元の滑りも注意しなければならない。数十分でハイカーと擦れ違った。平日だが好天である。結局擦れ違ったのはその方のみであった。ズボンだけでなく、今日も靴下も浸水してしまった。麦意も然ることながら、一刻も早く靴下を脱ぎたい気分であった。明日も山行ならば膝サポーターは装着すべきだったろうに。後悔はした。ゆっくり降りるしかない。急坂が少ないのが幸いであったが長いは長かった。なだらかに近ければ多少の高速運転も可能だが、ぐっと我慢である。林道からは時折周囲の山並み風景が顔を覗かせ、その下に塩原市街地の眺めも広がっていた。残念ながら塩原温泉では風呂ビールができないのだ。麦意を押し殺しながら、何時もの8割程度のペースで下りに下った。
小山家駐車場には12時過ぎに到着した。山頂直下で擦れ違った方の車が1台増えているのみ。漸く靴下を脱いで少し爽快感を覚えながら、宿へと向かう。R400沿いでトイレ休憩とコンビニ休憩を取った。コンビニでは食欲も然程なかったのでアイスクリームを1つ所望した程度である。蒸し暑い。運転も長丁場だ。下山して一気にエネルギーを失い、睡魔と闘いながら会津路を行く。多分R352の災害復旧工事関係車両なのだろう、ダンプトラックも多い。しかものろのろ運転で中々道を譲ってくれず、整備不良がために排気ガスも酷い。クーラーを使わない主義アントニオの強敵である。車は平日の昼間にして数珠繋ぎとなった。こんな自然豊かな会津路で先行車両が故にフラストレーションを貯めるのも阿呆と思い、駐車可能なスペースに停めて小休止とした。待てば山路の日和あり。そんなに急がなくとも15時より前には風呂ビールタイムとすることができるだろう。ダンプトラックは何時の間にか居なくなった。R352方面へは進まなかったのか。檜枝岐付近では演劇のイベントがあったようで、観光客で賑わっていた。だが、針路は変えまい。アントニオの前では麦には勝てなかった。R352は小出方面まで復旧が終わっていないので車も殆どないと思っていたが、合計10台くらいと擦れ違った。無知?山菜取り?釣り?5:2:3程度か(笑)金泉橋は櫻井さんの報告の通り、仮説橋の隣に新橋が建設中であった。新潟県側からの尾瀬入りルートの大動脈である。自然災害の破壊力は甚大だが、より強固な橋が復活することを切に望みたい。
山頂から恒例のメール通知により早目に風呂を沸かしていただいたため、宿に到着してから待たずに汗を流すことができた。風呂上りの、先ずはサッポロ瓶ビールを皮切りとし、2Fの書斎部屋でうだうだしているうちに夕食タイムとなり、ヒュッテの美食の合間にCHIMAYのCinqCentなどのベルギービールをいただいた。その濃厚さ。何故そんなに濃厚なのだろう?嬉しい濃厚さだ。修道院毎のレシピで何千何万もの味わいが生まれてくる。ビールは生き物である。それを心地よく味わうにはヒュッテの静寂、或いは呑兵衛達のダベり、語りが必要だ。鷹ノ巣の気候、空気。ベルギーのオーケストラを鑑賞し、今改めてその感動を呼び覚ます。これを本場のベルギーでも味わえるのだろうか。鷹ノ巣の外気は摂氏10℃程だろう。それを育む空気が今日もここにあった。新潟方面から態々R252経由でヒュッテにいらした方も。R352に支障がなかった場合より1時間は余計に運転しなければならなかった筈である。その方にとっても、自分にとっても、聖地巡礼なのであろう。
翌朝。案の定、雨である。何処に行くべきか。ピピンと猪苗代。R352、R121と運転している最中、ゲリラのように雨脚が強まり、山行中止は正解だったのだが、そもそもこの雨量で道路自体も通行止めになってヒュッテに戻れなくなってしまうのでは、との懸念は払拭できなかった。R118に入り、交通量は増した。カーナビがないながらも5年前、そう、盛岡駅周辺は開発されて地図の面影が皆無だったが、会津地方はほぼ原形を留めていたのだが幸いだった。R49に入る頃には大分雨も落ち着いて来た。風評で打撃を受けているらしいから、せめてその産物を食してヘルプできないか。ビアフェスで見掛けたスタッフさんには会えなかったが、美味しい地ビールであった。美味しい地ビールであった。
そう、檜枝岐にあるちっちゃなJAのガソリンスタンドは、今日確認できたスタンドの中で最安値であった。会津の市街地界隈でもリッター当たり147円が最安値に見えたが、此方は141円なのだ。ヒュッテに戻る途上で寄ると、どうやら檜枝岐村が補助金を出しているから、その価格に下げられている模様だ。ならば給油して、微力ながらも檜枝岐村経済に貢献しようではないか。
ヒュッテに戻った。今日も大田区からふらり旅な方がいらしていた。猪苗代も良いが、此処の宿の瓶ビールもまた格別であった。
翌日、直帰だったのでその大田区の方を乗せて帰路に就いた。喧騒を離れ、今回も良い旅であった。
(完)

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付録:

山旅麦旅アドバイス
・R352尾瀬口以東小出寄りは10月1日開通予定。
(もう冬季通行止めかも、、、)