302番目

不定期連載 山道をゆく 第198話、陸道をゆく 話数知らず
07/11/24~
伊豆急行全線歩破
グルメ街道を行く 伊豆高原ビール(地ビール/既出)、きんごろう(地魚)
【302番目】

11/24(土)
庵庵…鴨居駅〜横浜駅〜(スーパービュー踊り子1号)〜伊東駅
…伊東オレンジビーチ…なぎさ公園…渚橋…まつかわ遊歩道…岡橋
…ファミリーマート…南伊東駅…伊東の丘ウェルネスの森…南中学校
…伊東市民体育館…水無田…川奈駅…蓮慶寺…ステンドグラス美術館
…川奈ホテル…日吉農園…永昌寺…富戸駅…竜宮神社
…伊東市漁業協同組合富戸支所…城ヶ崎ピクニカルコース…ぼら納屋
…江川太郎左右衛門砲台跡…門脇吊り橋…門脇崎灯台
…そめいよしの並木…城ヶ崎海岸駅…天山…そめいよしの並木…蓮着寺
…城ヶ崎自然研究路…奥の院…いがいが根…いがいが根駐車場
…伊豆高原駅…やまもプラザ こりどーる…伊豆高原駅〜(リゾート21)
〜伊東駅…サンライフ伊東…伊東駅前(湯の花通り、駅前大通り)
…伊豆高原ビール マリンタウン店…手作りクッキー工房べるじゅ
…グルメシティ伊東店…SL伊東

11/25(日)
SL伊東…伊東駅〜伊豆大川駅…足湯処…大川駅〜伊豆高原駅
…八幡野観音…河津三郎祐泰血塚
…赤沢山・梶の木三本跡・曽我物語発祥の地
…ルネッサ赤沢…伊豆大川汐見崎別荘地入口…伊豆大川駅
…ボ泣き石…伊豆太陽農協北川出張所…伊豆北川駅
…熱川ハイツ入口…ライオンズヒルズ熱川…熱川バナナワニ園
…伊豆熱川駅…ほっとぱぁ〜く…湯波さんぽ道…はりつけの松
…片瀬白田駅…東京理科大研修所…貯水タンク…魚八…黒根岬公園
…伊豆稲取駅…稲取小学校…愛宕神社…入谷公民館
…ストーンチェアっキャンプ場入口…伊豆見高入谷高原温泉
…R135…田尻海岸…今井浜石碑…見高神社…サンシップ今井浜
…今井浜海岸駅…今井浜東急リゾート…今井浜海水浴場の砂浜
…新浜橋…河津駅〜蓮台寺駅…デイリーヤマザキ…蓮台寺駅
〜(リゾート21)〜伊東駅…グルメシティ…SL伊東…きんごろう
…グルメシティ…SL伊東

11/26(月)
SL伊東…伊東駅〜(リゾート21)〜河津駅…荒倉橋…県道14号線
…河津バガテル公園…はるのくちばし…R414…峰山トンネル
…材木置き場…さかのしたはし…逆川公民館…手打ちそば竹安
…あずさ山の家…(再び)R414…箕作交差点…米山薬師…稲梓駅
…浄水場…お吉ヶ淵…旬の里…向陽院…蓮台寺駅…金谷旅館
…本郷橋…反射炉跡…とんびえ駐車場…伊豆急下田駅
…中島橋…ぷるみえ…駅〜(リゾート21)〜伊東駅
…伊豆高原ビール…べるじゅ…伊東駅〜(スーパービュー踊り子10号)
〜横浜駅〜東神奈川駅〜鴨居駅…ダイエー鴨居店…庵庵

…:歩き・プチ走り、〜:電車


☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★
神電健保のヘルシーウォーキング大会は2年目を迎え、今年も勢い余って参加を決意した。9月1日以降、出勤時は新横浜駅まで電車ではなく、一駅手前の小机で下車して歩く日々が続く。退勤後も終電になろうとも小机まで歩いた。その小机駅だったと思う。駅中の旅行パンフレットの中に、アントニオの歩覚に触れる一誌があった。第4回伊豆急全線ウォーク電車物語2ndシーズンなる長ったらしいタイトルに、線路は45.7kmなのに所謂旧街道を歩かされるのか、総延長約85.4kmの遠大な大会である。フルマラソンの2倍の距離だ。本当に、『ソノ気』(『その気』程度では無理だ)になれば、2日で仕上げることも可能だろう。ただ、連休も近く、誕生日休暇も使えるとなれば、連休初日を外して月曜も休暇とする3日間であれば庵的には十分余裕な行程になると読んだ。連休初日の特急や宿の手配は案の定厳しく、1日ずらしの土曜出発は楽勝で伊東駅近郊の宿を確保できて作戦は成功。また、踊り子南伊豆フリーきっぷは3日間有効でスーパービュー踊り子号も選択可能となれば、同じ特急なら当然スーパービューを選択した。伊豆急線内のリゾート21車両運用もチェック済、行動食には先日の北海道行脚用に持参しなかった残りを充当すれば良く、準備は万端だった。初日伊豆高原まで25km、2日目河津まで40km、最終日は下田まで20kmの段取り以外、調整不可能であった。ただ、伊豆急のHPで各駅間のコースマップを印刷し、並大抵のコースでないと認識した。コースタイムも侮れない。山道なのに時速5km以上を要求されていたりするのだ。正しく、アントニオに対する挑戦である。挑戦した者が今までどのような運命を辿って来たか、11月26日、辛くも某氏生誕37周年記念日に伊豆急行も思い知ることであろう。これ程、アントニオは意気込んでいたのであった。
然し、天は、アントニオを見下した。
腰痛である。アントニオの走り歩き選手生命の危機である。確かにヘルシーウォーキングの記録のため、平日は1万5千歩超を、休日には3万歩超を歩き尽くして来た。20日頃からか、一時は歩行困難な感触もあった。ぎっくり腰の類だろう。多分、アントニオは鍛えているから未だ歩けるのではなかろうか。諦めるべきか。だが、リングネームはアントニオとは言え、師と仰いでいたジャイアント馬場は辛くも「怪我は試合をしながら治せ」とのたまっていた。そうだ、腰痛時のアントニオの歩爆力を南伊豆地方に見せ付けねばなるまい。23日にそれまでの記録をヘルシーウォーキングのHPに入力したところ、遂にアントニオは「10位以内」にランクを下げてしまった。2度程「1位」の栄冠を目撃したのに、である。11月30日で総合10位の野望に黄色信号が点滅し始めた。身から出た錆なのか、、、公私共に悶々とする日々が続いているが、ガツンと一発85kmを歩き切れるのであろうか。。。
アントニオのツアーとしては超朝寝坊な8時34分の電車で鴨居駅を発った。スーパービュー踊り子1号は8割方の乗客を乗せ、伊豆へと向かう、腰への不安を乗せたまま。。。湘南の海は暖かそうだけど、、、験担ぎには矢張りシウマイ弁当にビールしかあり得なかった。以前より30円値上げした上に、今まで帆立貝柱の美味しさと思って騙され続けていたと思うと、次回からは旅の始め方を再考せねばならぬ。遺憾だ。ビールも近々値上げだろう、、、天気が良いのは日頃の行いの反映だと気持ちを奮い立たせ、伊東駅に降り立ち、ウォーク大会参加費宜しく入場券を購入した。
ビーチ。海岸沿いに渚橋まで歩く。社員旅行なり何度か通過した場所だ。なぎさ公園が第一チェックポイントである。各駅間に3箇所、キーワードの1文字看板が沿道の何処かにぶら下がっており、完歩賞獲得には全キーワードを埋めなければならない。車を使って横着なぞ、五万光年早い。そんなキャツを見付けたら、ウルトラマンに成り代わってアントニオが宇宙の果てまで運び去ってやる。案の定、キーワード看板は公園を回り込まねば発見できなかった。続く2つのキーワードはまつかわ遊歩道沿いに難なく発見することができた。今回は舗装路メインの大会の筈だから、清涼飲料水の自販機を探すのは容易いと思いがちだが、余りにも山間過ぎて何もない場所も少なくはないため、コンビニが未だ存在するうちに、大きめのペットボトル入りミネラルウォーターを調達した。うぬ、2リットルのボトルが腰に響き、命取りとならなければ良いが。
南伊東駅までの市街地戦は起伏もなく、良い準備運動となった。さて次だ。ヤマダ電機に業務スーパー?まるで鴨居ではないか!伊東の丘ウェルネスの森の傍の坂が本行程最初の難所であった。歩道も狭い割りに交通量も多い。アントニオに対する挑戦だ。挑戦されるとエンジンがヒートアップする、御目出度いアントニオであった。多分、世の中から坂道がなくなったら、即刻餓死することであろう。以前、R135沿いに伊東から伊豆高原を目指した風情と一味も二味も違い、飽きが来なくて宜しい。ユニーのある交差点でまた急坂を登り、R135に出た。だが、今日はそのR135に一瞥もくれてやれる余裕はない。真っ直ぐ、川奈駅へ向かった。
参加賞としての入場券なのだが、実際にホームに入場してしまったら制度上は退場時に回収されてしまうものである。しかしトイレは改札の中だ。駅員さんは外にもトイレがあると言う。だが、そこは男女兼用1室しかない上、女性が1人並んでいた。改札業務に忙殺されていたスキを狙って改札内に入り、用を足して事無きを得た。
さて、川奈から先はリアス式海岸沿いの、思ったより起伏のある行程となった。1km近く一気に下った。海が眩しい。喧騒は過ぎ去った、、、とは言え、沿道にはステンドグラス美術館、川奈ホテルなどがあり、交通量も少ないだけに来る車のスピードも尋常でなく歩行者には全く優しくない。もう少し、地球に優しい運転ができないものか。プチブルジョワの弛緩だろうか。許せぬ。次の富戸周辺には別荘が立ち並び、気障な車に運転が姦しい状況であった。だが、俺は歩く。ステンドグラス美術館は連休中のため盛況であった。川奈ホテルはどうなのだろうか。名は其処彼処に響き渡っている筈だが、そろそろ時代に先を越されつつあるように思えるが、余計なお世話だったら許してくれ。農園、牧場の並ぶ沿道。冬近しと言えども天候に恵まれ気温も上々だ。長閑だな。腰が持てばいいな。最後、一上りして富戸駅に到着した。
さて、富戸から少々先までは閑散とした漁業村の一風景なのだが、徐々に城ヶ崎の観光地区に足を踏み入れることとなった。漁港にはダイバーが戯れていた。さぞかし海中散歩は楽しいものであろう。ならばアントニオは空いている陸上散歩を独占させて貰うとするか。とは言え、城ヶ崎ピクニカルコースの騒々しさは増して行った。既に午後なれば人手も少ない方だと思われるが、門脇吊り橋に至っては単なる風景写真を撮ろうも最低20人くらいがフレームに納まってしまう始末である。正直、此処に何しに来たのと思われるのはアントニオの方だろう、、、致し方あるまい。吊り橋を渡り、一路ピクニカルコースを離れ、季節外れのそめいよしのの並木道を城ヶ崎海岸駅へ向けて歩く。葉のない並木道に黄昏を感じてしまう。
駅に着いたが地ビールがなければ用はない。それくらい、消耗していた。然し、富戸・城ヶ崎海岸間、と城ヶ崎海岸・伊豆高原間がともにレベルC「急なアップダウンがあるコース」に指定されているのは何故なのか。ピクニカルコースに探勝路にアップダウンがあるから、なのか。そんな鼻○のようなアップダウンをもってしてレベルCと宣言する伊豆急行よ、オレ様を誰だと思っているのだ。然し、然しだ。10時間を越える山行の終盤宜しく、半ば意識不明までは行かないが、最早、惰性で地図を眺めているアントニオが居た。夕方の探勝路は人も少なく、アントニオの快速運転に障害は少なかった。然し、快速運転すべく場所ではなかったが。仕方なく、証拠写真としていがいが根で数枚撮った。此処を真昼間に通過したらさぞかし歩き難かったことだろう。山道宜しく、挨拶をしてくれる散策者も何人かいたのが救いだった。
いがいが根から探勝路を辞し、伊豆高原駅へ向かう。登りだ。まぁ、惰性だ。惰性でも登れるところが常人との違いだろうか。美術館やらが犇く界隈だが、疲労感なくとも美学を持ち合わせていなければ、今は美術館より居酒屋が恋しいアントニオであった。今日の行程中最後の踏切を渡り、美足の湯が見えようとも、アントニオの眼中に入ることはなかった。兎に角駅員にハンコを押して貰ってバッチなのだ。若干15時半ではないか。計算通りだ。15時53分の上り各駅停車はリゾート21号の筈だ。残念ながら美足の湯を堪能している時間はない、、、と言いながら、ショッピングやまもを巡り巡ると、こりどーるでは地ビールの看板が惹いて離さず、1瓶を掴まざるを得なかった。宇佐美ビールだ。成る程。長時間歩行後の一杯は格別だ。温泉は伊東に戻ってからのお楽しみだ。
恐る恐るリゾート21号の展望室への着席を試みたが、何ら心配はなかった。天井を見遣ると1986年にブルーリボン賞を受賞したプレートが輝いている。ブルーリボン賞とは、鉄道友の会が1958年に創設した、前年に新たに営業運転を開始した鉄道車両の中から、鉄道友の会の会員の投票により選定する賞である。この定義から、車齢は22歳に達する。鉄道車両とすれば、長寿と言えなくもない。ううむぅ。各駅停車の車両は、以前は見所のあった国鉄の153系改造車であったが、現在は恐らくJR中央線の115系のお古と、東急田園都市線8000系のお古の構成である。アルファリゾートが若干車齢が若いが、1986年製のリゾート21号は3編成なのだ。あと4,5年後、新たなリゾート車両が新造されるのか、或いはJRからの改造車でお茶を濁すのだろうか、進捗を見守りたい。
伊東駅に戻り、先ずは宿に戻って汗を流さんと欲した。途中、スーパーのグルメシティがあり、営業時間は23時までとのことで飯後の1杯を購入するには持って来いであることを確認した。宿の風呂は浴槽の大きさこそ家庭風呂そのものだが、蛇口を捻れば温泉が湧く。温泉とは斯くも身近なものなのか〜、とか思ってない。取り敢えず汗を流した後に何を飲むか、そんな短絡思考しかこの世には存在し得なかった。否、短絡でない。ハードウェアで高速化した結果だ。今や「疲れたら地ビール」の思考回路をFPGAにて実装する時代である。回路は正しく動いていた。
さて、マリンタウンに赴く前に、明日もマリンタウンでは飽きるかとの思考回路も働き、伊東駅周辺界隈の居酒屋物色を敢行した。2,3軒、めぼしい店が見つかった。明日の晩も安泰だ。安心してマリンタウンへ行ける。ウォーキングエクスプローラーアントニオはバスに乗る由もなく、マリンタウンに到着した。
迷う事無く伊豆高原ビールの暖簾を潜り、飲み放題と食事を注文した。ペールエールと思しき季節限定ビールからスタートし、地ビールメニューを一巡、季節限定を再度所望の後、未だ飲めそうとのことで梅酒にさえ手を出した。ロックなのにグラスに並々と注がれた梅酒!お得感たっぷりで大満足であった。アントニオの居ぬ間にスタンプカードサービスが始まっており、早速カードを作成した。年に何度訪れることだろうか。またスタンプを貯めに来よう。
鴨居のアジト(味と?)で聞耳にした「伊豆の道の駅でしか買えないクッキーシュー」の店を発見、日持ち具合を確認すると「持ちません」の連れない返事であった。仕方なく自分の分のみを飲酒後の別腹に収め、マリンタウンを辞去した。マリンタウンからの帰路はすっかり日も落ちていた。伊東市街地の各側溝からの湯気が白い。温泉なのだろう。飲み放題で飲んだにも拘らず、宿に戻っての風呂ビール用ビールを購入し、宿に戻って、風呂、ビールの方程式を解いた。
夜が明けた。今日は40kmの長丁場である。何時、腰爆弾が爆裂しないとも言えまい。今日もリゾート21号運用を睨みつつも、全行程の所要時間を考慮すると、往路だけは通勤車両に頼らざるを得ないだろうと、伊東駅7時丁度のあずさ1号に乗った。田園都市線のお古である。山側はロングシートそのままだが、海側はこれまたどこぞのリクライニングシートのお古で、全てボックス席になっている。背凭れを倒すレバーは残されているがそれでも倒れない。4両+2両で分割運転も可能で、4両編成側の3両目には何とトイレが新造されているのである。東急の車両にトイレとは諸氏の想像の範疇を遥か超えるものだろう。そんなこんなで、リゾート21号車両以外で仕方なく乗るとしたら、JR115系のお古より此方を選択するのが新鮮味が伝わって来てポイントが高いと思うものである。東急の電車が伊豆の片田舎を疾走している。ガタが来ているのも手伝ってか、スピード感も高揚しているし、実際に飛ばしているのだろう。何か、命懸けで走っている、そんな思いが伝わってくる。痛勤からツウ勤へ。青い海が待っていた。
勢い余って今日の歩行スタート地点より1つ先の駅、伊豆大川に赴く。駅前に、大川温泉、足湯処と書いて「そっとこ」と読ませる足湯が存在した。これまた粋な語感だ。湯槽底の敷石で足つぼマッサージなのだ!足湯に浸かったその日の読売新聞朝刊には、「足湯で心臓欠陥機能改善」の記事が記載されていた。「体の深部の温度が上がって抹消血管の血流がスムーズになることで、心臓ポンプ機能への負担が軽減するらしい。」とある。足つぼマッサージは将にこの当たりを突いている訳だ。数分とは言え、体に恩恵を齎す足湯処であった。
さて、ウォーキング大会のルール遵守のため、次の列車で伊豆高原に戻った。できれば敬遠したかったJR115系のお古で、しかも3両編成であった。一応大会ルールとしては8時から16時との規定があったため、7時台に伊豆高原に戻ったアントニオは律儀にも8時のゴング、否、時報を待つことにした。時報の直後、券売機に急行し入場券を購入した。唖然とした。入場券には購入時刻が記録されていない。何ということだ。これだったら7時台に出発しててもバレなかったことだろう、、、俺は律儀だ、、、中東の笛なぞ糞食らえだ、、、ルールは守ろう。。。
さて、以前、社員旅行で坐魚荘から歩いた道程を逆走する形となった。国道を下田方面に向かって左側の歩道でなく、歩道のない崖沿いの右側を交通量の多い最中少々歩かされて冷や冷やものであったが、程なく側道に逸れた。本日最初のチェックポイントである河津三郎祐泰血塚までのアップダウンは、早くも今日の今後を不安視させる斜度であった。何故このコースがレベルB「アップダウンのあるコース」に留まり、昨日の城ヶ崎海岸前後がレベルCなのか。甚だ疑問だ。昨日のコースもそうであったが、東伊豆は比較的平坦との世間の想像を遥かに凌ぐスペクタクルである。アントニオにはお誂えであるが、常人には少々厳しかろう。 伊豆急行線もトンネルが意外と多いのだ。別荘地は高台に存し、速度を緩めて歩けば海も山の自然風景を縦にすることが可能だ。河津三郎祐泰とは果たして誰なのか。争った従兄弟の伊東祐親とは。それぞれ伊東、河津の地名の由来なのだろうが、血塚とは気色の良いものではなかった。血塚の先の曽我物語発祥の地にも寄ったが、曽我物語とは。蘇我ではないのか。山道をゆく、の発祥地は丹沢は塔ノ岳である。20年もすれば記念塔が建立されることであろう。ルネッサ赤沢や赤沢望洋台など、山間が続く。ウォーキングの制限時間外に歩行したら薄気味悪そうな界隈であることは否めない。電車はトンネルで貫いている山を、外周をトンネルなしに巡り巡るルートが続く。やがて、つい先ほど足湯処に寄った、伊豆大川の駅に到着した。伊豆急行線内一部の駅の営業開始、即ち駅員配置時刻が9時15分になっており、アントニオはコースタイムを下回って伊豆大川駅本日の営業開始時刻早々に到着した模様だ。伊豆高原でフライングしていれば此処で待ちぼうけを喰ったことだろう。バッチを受取り、入場券を購入して次へ進む。
電車は次の伊豆北川まで約7割が一直線のトンネルである。またアントニオは山道を迂回する。伊豆の片田舎。良い天気だ。今日は確か、高校同窓生全体の、年に一度の同窓会だった筈だ。 この旅を決めた数日後にその通知を受取り、ほぼ毎年参加していたのだが今年は断念した。宿に指定券のキャンセル料も当然惜しかった。同窓会に出席するのも自分らしいだろうが、今、伊豆を歩くことがアントニオイズム、アントニオ伊豆ムと表現すべきか、の体現様である。今日、伊東や河津で同窓会を開いてくれたら問題なく参加できたことであろう。少しタイミングが悪かったのだ。海側に下って行くとボ泣き石と呼ばれる史跡が存在した。江戸城修築の際の献上石なのだが、重過ぎて海岸まで運べず、そのまま放置されたと言う冗談のような石であった。事実は小説より奇なり。ボ泣き石の下に、アントニオが今年同窓会に出席できなかった無念も埋められているのかも知れない。
やがて伊豆北川駅に到着した。ウォーキングを実施していると思しき初老の男性2人が先着していた。1人は未だ準備体操をしており、もう1人には先を越されてしまった。そして、駅を出た途端の物凄い急な上り坂である。此処も残念ながらレベルBなのだ。ただ、アントニオは通常の速さでその坂を上り、何とか1人を抜き去った。この斜度、半端ではない。駅を出て数分の上り坂にギブアップする諸貴兄が存しても何ら恥じることはない、そんな斜面であった。次の熱川までの区間も電車もまた7割方、R135も2箇所にトンネルを貫き、平坦な陸路を期待することは難しかった。アントニオ等ウォーカーは、そのトンネルを都合6度跨がねばならなかった。 これでもレベルBに甘んじているのである。向かう山の北側斜面に3基程の風車が勢い良く回っていた。帰宅後ネットで何処の山かを調べたが、東伊豆町風力発電所近辺とすると最寄り駅は伊豆稲取の浅間山周辺らしい。うむ。今、北川と熱川の間である。然程遠方の山肌ではないと思うのだが、、、直に巡り、その山の南西側斜面にも5基程が並んでいた。此方は風向きの問題で回ってはいなかったが。風車自体のコストの問題もあるだろうが、現代に相応しい発電方法である。町ももう少し観光資源として活用すべきと思うのだがいかがなものであろうか。熱川ハイツは更に高台にあるのだが、存分上った挙句、熱川バナナワニ園方面へ道は急降下した。バス、タクシーも多く交通量も嵩み、観光客も多くなった。確かに特急停車駅なだけはあるな。
駅にてそそくさと用事を済ませ、すぐ出発する。呼ばれざる客だ。此処からは海岸線に下ってほっと一息である。ほっとぱぁーくなる足湯処が此処にも存在するのだが、足湯でお茶を濁している時間はなかった、残念ながら。お日柄も最高、長閑な湯波さんぽ道を歩く。この区間最後のチェックポイントのあるはりつけの松なのだが、龍淵院に火を付けた罪で磔になったとか、身分の違う男女が叶わぬ恋を成就させるために戸籍を焼こうとしたのを咎められて磔にされたとか、諸説が存在すると言う。未だにそのように呼ばれてしまう松には哀れみさえ感じてしまう。松には罪はないのに。
さて。海岸通りで一息ついたが続く道はレベルCである。R135を渡ってすぐ上りだ。民家の屋根上に猿が2匹日向ぼっこである。バックは東伊豆の海。絵になるな、写真撮りたいな、と思ってカメラの準備をしているうちに被写体は待ち切れず何処かへ去ってしまった。残念。東京理科大の研修所を掠めて上り、墓場の脇を更に上り、さすがレベルC、適当な挑戦だと感じた。駅から標高を上げ、また対峙する山の北側斜面にも風車が視界に入った。此処のこそが浅間山に連なる風力発電用の風車である。 俺に気にせず回れ、回れ。東伊豆町のエネルギーを背負いながら。本コース初めてのトンネルにも遭遇した。事前に伊豆急HPから入手していた地図には照明が暗いとの表記があり、満を持してヘッドライトを持参した次第である。勿論利用したが思えば僅かな距離であった。トンネルを過ぎて、道は下りに差し掛かった。嗚呼、何故にアントニオは標高を上げて来たのだろうか。また位置エネルギーを失わねばならない。一気に海岸線沿いまで下りると、黒根岬公園が区間最後のチェックポイントであった。海岸沿いのその先に畳石が置かれていた。江戸城の築城石の名残らしい。此処の石は重過ぎた訳ではなさそうだ。
さて、伊豆稲取も特急が停まれば賑わいも甚だしいのだが、寸分の休息にと、昨晩グルメシティで購入したみたらし団子を口にした。歩き詰めで甘い物が恋しかった。かつて国鉄特急あまぎ号の終点であった伊豆稲取で、現在も東伊豆町役場も存して生活空間としての街も広がり、不運にも少々道を間違えてしまった。地図上のランドマークは少ないのだが、界隈には沢山ランドマークとすべき建物も豊富にあり、困惑し、挙句に勤務者2人とも昼食にラーメンをすすっている間に交番にお邪魔して道順を聞いた。交番の地図と手元のを見比べ、見当を付け直し、何とか数分後に目的ルートを発見して事無きを得た。どうも一回り地図より大回りしてしまっていたようだ。交番がなければ何処まで彷徨っていたことであろうか。助かった。ただ、助かったのかどうか、R135を潜った後は上り坂が続いた。二ツ堀みかん園を越えたが、愛宕神社を見失い、続くべく消防コミュニティセンターなぞ何処だから判らず、手元の地図には自販機がその先にあるとのことだが、道を間違えた先にも自販機が存在しても文句は言えず、不安の募る上りであった。20分以上は上っただろう、漸く山神社、入谷公民館の正しいランドマークを発見し、弛緩して思わずトイレに寄った次第である。
その後はアップダウンが続く。車であればちょちょいのちょい(死語)なのだが、こんな場所を歩く酔狂を見かけることはなかった。トラック越しに運ちゃんが、物珍しそうな霊長類を発見したかのような面持ちで通り過ぎて行く。徐々に疲労が増し、足取りは重くはならねども惰性に頼らざるを得なくなった。山間に存した伊豆見高入谷高原温泉。山間には似つかない騒々しさである。カラオケ宴会も酣のようだ。自然破壊である。夥しい客数から豪華な施設を想像していたが、帰宅後HPを閲覧すると拍子抜けであった。オープンして半年で新しい温泉のようだが、彼等は一体、何を求めて此処に来たのだろうか、、、
温泉を過ぎると手元の地図にはバス停の印が付されていた。この細い道にバスが通るのか、俄かに信じ難かった。途中、1ボックス車がバス停を隠すと言う暴挙も見られたが、一応バス通りには間違いなかった。道は下る、惰性でアントニオも下る。R135に合流し、歩道を歩く。回転寿司屋にガストか、、、軽い空腹感はあるが興味はなかった。R135も下りに下ってトンネルの先でおさらばした。田尻海岸沿いを歩く。海抜数メートル地点だ。嗚呼しんど。今井浜の石碑を見遣り、ベロバ海岸を過ぎ、入り組んだ路地を物色して区間最後のチェックポイント見高神社に赴いた。ふぅっ。サンシップ今井浜の温泉も料金が高そうだよな、、、
惰性で今井浜海岸駅に到着した。駅の手前の手摺りに既に次コースの最初のキーワード看板が付されていた。今井浜海岸駅も木造で洒落ているが、売店に地ビールがないことを確認し、即座に辞去した。さて、階段あり、断崖沿いあり、吊り橋あり、アップダウンあり、トンネルありと、壮絶なウォーキングコースの中、目の前に広がるは今井浜であった。そう。砂浜である。数分砂に足を取られながらもバンガロー付近で舗装路に復帰、海岸沿いの遊歩道を歩く。今井浜の駅階段にあった文字は「ビ」である。伊豆に因んだ3文字単語か、、、あれだ、あれしか思い浮かばない。2文字目、予想通りだった。続く3文字目だが、、、此処まで書いてしまうと正解がばれてしまい、情報漏洩モノであるので割愛させて頂く。本日の最終コースが平坦で良かった、、、そして、予定していたリゾート21号の各駅停車が河津に来るまで4,50分も残されているではないか。足湯にでも寄るか。河津三郎の足湯なるものが、手元のガイドブックに拠れば河津川の西岸側にあるような記載なのだが、周辺を歩いても看板の類も見当たらない。この、河津三郎の足湯のためだけに正規ルートを超越して河津川を渡ったと言うのに、、、唯一、谷津の公共浴場の看板が目に付いたが、銭湯と思しき建物がどれか皆目見当がつかなかった。入り口は何処だったのだろうか、、、
思えばもう少し丹念に探索をすべきだったかも知れないが、足湯は断念し、時間が少々余ったので時刻表と睨めっこ、一旦下り列車で蓮台寺まで行けば10分程で予定していた各駅停車に乗れる按配だ。フリー切符の特権だ。蓮台寺までは仕方なくJRの115系のお古車両に揺られた。できればこの車両だけは避けたい、と思っていたが、リゾート21号に少しでも長く乗車するための踏み台はこんなものだろう。蓮台寺駅から外を見遣るとコンビニが存在した。急いで駆け付け、今日の長距離歩行を癒すべく祝杯を探す。をっ、エビスの琥珀があるぞ。これが此処で入手可能な最高級ビールだろう。駅に戻ってはホームに滑り込んで来たリゾート21号に乗って、先頭車両の展望室で開封した。うぬ。喉に染み入る琥珀。今日の足取りは約40km。美酒に酔う資格は十分にあろう。片瀬白田付近の海岸沿いでは、晴れていれば伊豆諸島の数々が見渡せるとのことだが生憎の曇り空で難しいとの車内アナウンスが流れた。心は既に美しい自然美から祝杯の本番へと跳躍していた。2夜連続伊豆高原ビールはいかがなものか。新規居酒屋開拓と行くか。
と言うか、昨晩メボシを付けていた店の暖簾を潜るだけであった。一品もそれぞれリーズナブルで、地酒も少し飲めそうだ。取り急ぎは生ビールとしたが、鯛の粗煮には正直やられた。リーズナブルで旨い上に大量なのだ。飲み物を補充せねば。早速、藤枝の地酒「喜久酔」を所望。甘口で旨い。アントニオ好みである。そんなこんなで、1つ置いて隣席の年配の男性から、もうそれはそれはグテングテン状態だったのだが、声を掛けられた。アントニオがウォーキングをしていることなど話題に挙がったが、
「池」とは伊豆高原手前の、池地区で醸造された地酒らしい。あの辺りは駅へ向かっては下りだが帰りは上りで大変だ。車で行くとものの数分だけど歩くと大変だね。同じ文言を10回くらいは繰り返されたことだろう。石川さんと、六甲からのご友人さん。数年振りの伊東での再会。リーズナブルな値段で食べ物は種類が多くて美味いこんな店は、中々見つからないと言う。そうだろう。石川さんには都合一合分くらいの燗酒のお裾分けを頂いてしまった。ご機嫌だった。良いお年を。
3日目である。大澱筋の硬直具合が身に染みて来た。腰は悪いままだが、その悪い部分と歩くための器械は別箇所なのか、未だ歩けるぞ。アントニオが、腰痛ハイになって気がつかなくなってしまったのか。ただ、未だ歩けそうなのが幸いだ。歩くために生まれて来たようなものだ。
さてさて、今日は初っ端から本行程中、最も長い駅間区間に挑まねばならない。今日は、石川さんが「キツいョ!」と28回くらい繰り返し豪語していたバガデル公園越えなのだ。しかしアントニオは9月29日にこのルートを車で走っていた。当時は下見だったとは露知らず。アントニオは周到だった。神懸かりしてきたか。
狙い済まして今日もリゾート21号に乗る。展望室は今日も爽快だ。そして、片瀬白田付近の海岸線沿いにて、車掌の車窓案内放送が流れた。昨日の夕方が如し。但し、昨日夕方は曇りだったが今朝は良く晴れて、大島新島式根島等の伊豆七島がバッチリ見えるゾ!やれ!やってしまえ!!
河津駅では韓国人団体客が改札やトイレ、券売窓口を塞ぐ勢いだったが、券売機で入場券を購入して事無きを得て直ぐに出発した。県道14号線を僅かに西へ向かっては南へ折れた。大腸破りのバガデル坂だ。これはアントニオも走ることは不可能だ。道中は長い。 バスも容赦なく傍らを駆け上る。焦るな。ところで「バガデル」とは、フランス語で小さくて愛らしいものと言う意味である。日本語にしてしまうと完全に語感負けしてしまい、哀れみさえ覚えかねない。公園入口の売店付近に最初のプラカードが存在した。そして、公園を辞し、少々先の天下の名水「春の里」を頂こうと思ったのだが、3つ程プラスティックのカップが置かれていたがどれも汚かったので試飲は割愛することにした。この長丁場、序盤で腹痛になっている余裕はない。バガデル公園から山越えが序盤だったのが幸いか、上りはきついが未だ体力は十分だ。上り詰めてR414に合流し、行程2番目で最後のトンネル、峰山トンネルに突入した。此処は歩道もあり安心だ。トンネルを抜けた先で小川沿いの歩行者向けの径を進む。あずさ山の家までの数km間、R414沿いにこのような径が存在するとは発見であった。R414自体も山間で交通量も少なければ路肩を歩いても然程危険ではなかったのだが、伊豆急側の準備の周到さには畏敬の念が止まない。
あずさ山の家、、、伊豆にて山の家とは、を過ぎ、以降はR414の歩道を歩く。9月29日の逆コースを続ける。やがて、先日事故のあった箕作交差点に到達した。その手前、事故箇所を迂回した抜け道も記憶に新しいままだ。
稲(ine)と梓(azusa)がリエゾンして稲梓(inazusa)とは頗るかっこ良過ぎる語感だ。海岸線沿いを走っているものと思われがちな伊豆急行線の中で、山中にて稲梓駅は泰然自若と構えていた。周りの目は気にするな。そうだ。それでいいのだ。ただ、山をぶち抜いて線路を走らせたため、周辺道路から数十メートルは標高を高くしており、線路が見えてから駅の標高までの上りも大変であった。あの、しまなみ海道の、橋の欄干元から道路の高さまで延々と螺旋ルートの昇りを繰り返したのを思い出す。あれも大変だったな、、、

さて、稲梓の駅さえクリアすれば、後の行程は平地で消化試合に等しかった。蓮台寺の先で同じイベント参加者と思しき親子連れを追い抜いた。ゴールは近い、、、
伊豆急下田駅は立派な造りだった。黒船が来襲してもビクともしないだろう。駅係員はイベント修了者の扱いも手馴れており、淡々と終了印を漫遊手帳に貼っていた。某氏生誕記念37周年の13時28分過ぎ、アントニオは大会覇者302番目を記録した。85km超、よく歩いた。腰痛で万事休すと思っていたのは何時の日だったか。鍛えて全身がばねになったのか。完歩最短時間記録も更新したのではなかろうか。天候に恵まれたのが幸いだ。
駅ビル内の食堂ぷるみえにもまた、地ビールの看板を目敏く発見し、急いで鯛の揚げサラダを摘みに注文した。此処のも宇佐美地ビールもののようだ。事前調査も少なく、十分伊豆急下田界隈を堪能するのは不可能と感じ、と言うか、さっさと伊東に戻っても一度たっぷり伊豆高原ビールとの予定を脳内で固定化していたため、またこれも計算通りにリゾート21号で運行される各駅停車に乗車した。 2席後方に陣取ったファミリーが騒々しい。声量は親子喧嘩以上だが、喧嘩までは行ってなさそうだ。然し彼等は展望室に何を求めに来たのだろうか。発声練習のためか。子供の方はそれでも常識がまだ働きそうで親父の声量の迷惑振りを非難していた。ま、その親にしてその子あり、くらいで声量には甲乙つけ難い不協和音の響く展望室であった。
マリンタウンまでのバス便利用も考慮して一昨日前に時刻表をチェックしていたが、電車との接続が悪いため、結局今日も歩くことにした。すかさず前回ランチ時のアンケートと引き換えに貰った1グラス無料クーポンを利用した。ピザを1枚所望し、勝利の美酒に酔った。歩行によって失われたエネルギーは補給しなければならない。今回、個人旅行では初めて伊東宿泊を経験したが、強ち悪くはなかった。何せ、車を利用しなくて済むのが便利である。地ビールレストラン以外にも利用価値の高い居酒屋も見つかったことだし、コンビニでの買い物を良しとしないアントニオにとって、グルメシティの存在も大きかった。歩き、歩き、そして、歩いた。3日間、どうして腰がもったのだろう。多分、狂っているのだろう。或いは人とは違う生命体なのか。そう、生命体の語源の1人である小橋建太が、12月2日、腎臓癌を克服して546日振りにプロレスに復帰した。癌を克服して武道館のメインイベントに復活である。常人沙汰ではない。生命体たる所以だ。腰痛なぞなんだ。歩くだけなら何等、支障にはならない。アントニオよ、さぁ、歩け。歩くのだ。
(完)

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付録:
山/陸旅アドバイス
・伊豆急全線ウォークマップのコースタイムは歩き慣れていないと
下回ることは厳しい。
・伊豆急行線内南伊東以南ではSuica、PASMO精算不可。
予め切符を購入すべし。
・今回のイベントは2008年3月31日まで。
歩行記録。