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長く、そして

不定期連載 山道をゆく 第211話
不定期連載 麦道をゆく 第7話
09/01/10~
東山(庵選千名山442)、神石山(庵選千名山443)
ベアッドビア フィッシュマーケットタップルーム
(IPAフェスティバル2009
禁酒同盟 ダブルIPA、シトラスIPA、コロンバスIPA、インペリアルグローリーIPA)
【長く、そして】

1/10(土)
庵庵…鴨居(7-11)〜東神奈川〜横浜〜川崎〜静岡〜浜松〜二川
…二川自然歩道…東山…NHK二川中継所…神石山…雨やどり岩
…多米峠…多米峠登山口…県道4号線(豊橋大知波線)…多米峠入口
…R301…瀬戸橋際…リステル浜名湖…猪鼻湖神社…リステル

1/11(日)
リステル…尾奈〜新所原〜浜松〜安倍川〜沼津…沼津銀座
…すいほう園…中部浄化プラント…ベアッドビア…沼津
〜熱海〜横浜〜新横浜…ジュピター…新横浜〜鴨居
…ららぽーと横浜…ヤマダ電機…庵庵

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今回の旅のテーマを地ビールか走りか減量かの何れにすべきか悩んでいた。当然、宿を確保した直後は、鉄道ダイヤをチェックし、名古屋のランドビアサーカスを攻める予定でいた。また、弁天島から浜松までジョギングすれば、通算で浜松発着浜名湖一周ランも完結させられるのだ。年末には九十九里ビールラン、元旦ラン、3日駅伝に負けず25kmランとそれなりにエネルギーを消費してきた積もりだし、自宅での食事が殆どで過食を意識したことはなかったのだが、残念ながらカロリー超過状態に陥っていたようである。名古屋地ビールの行程では燃焼のタイミングが採れない。3月末のフル出場に向けて走りたいところだが、ここは一気に絞る必要があった。年末に図書館で借りた「愛知県の山」にお誂えが見つかった。駅から駅までルートでスケジューリングし易いコースがあった。二川から山経由で新所原に降りるコースだ。新所原駅内のうどん屋で、丼からはみ出るうなぎの載った「うなぎうどん」を所望し、天竜浜名湖鉄道で知波田下車、そこから徒歩で宿入り、う〜んマンダム、の腹積もりであった。
鴨居駅始発電車乗車も久々であった。ただ、上り電車のケースはそれでも稀であった方と思う。横浜線始発電車から各駅停車利用で西を目指す場合、東京5:20発のムーンライトながら折り返し列車利用になる。リクライニングシートに一駅区間でも長く凭れていたいと思い、上記のような行程となったのだが、この算段は果たして正解であった。横浜まで来て態々東海道線上り始発電車に乗って川崎に到着するや否や、駅ホームの案内テロップに「品川−国府津間で車両トラブルにつき振替輸送中」などと表示されているではないか。朝も早よから車両トラブルとは何なのだ。アントニオが目論む静岡行きは運転されるのか。一抹の不安は過ぎったが、数分後に373系電車は川崎駅1番線ホームに滑り込んで来た。ゲゲっ。満席の上に立ち客も少なくない。あっちゃ〜!年始最初の連休前夜に、新年会で終電を逸してしまった輩どもの仮眠室となっていたのか。虎視眈々と客の入れ替えタイミングを見計らっていると、ラッキーなことに横浜下車客が見つかり、遠慮なく交替で着席させて貰った。横浜以西も立ち客が減らず、何かあるのかと思いきや、この静岡行きの前に走るべく品川発の東海道線始発電車がその車両トラブルの犯人故、運転を取り止めてしまい、その乗客がこの列車に流れ込んでいるようであった。秘儀川崎折返し乗車は大正解であった。しかし、その、通常始発電車を利用していた方々の心労と冥福を祈る余裕も忘れてはいなかった。合掌。もし自分がその立場であったら。遅れるくらいではないのだ。運転取り止めとは。自分が当事者なら犯人を見つけ次第、ローリング袈裟斬りチョップ23連発をお見舞いしていたことであろう。静岡行き車両の座席が静岡駅まで空席になることはついぞやなかった。ともあれ、合掌。
続く浜松行きはたったの3両編成だが間一髪で着席し、その次の豊橋行きも3両で、浜松駅2分乗換えで当然空席はなかったのだが、新居町下車相当競艇おじさんを発見してその席前でマークを続けていたら、その2席隣があっけなく2駅目の舞阪で空き、着席して体力を温存した。二川着は10:35。4時起き、5:03始発から5時間半。もう18きっぷは卒業したい気持ちを抱きながら改札を出た。好天だ。少々風はあるが。
今週日曜に引き続き、愛知県の山行脚となった。駅前から二川自然歩道の道標は五月蝿いくらいで関東の山以上の親切振りだ。樹林の間から時折建造物の密集した豊橋平野が見渡せるのだが、何時ものノリならあの向こうは筑波山?と思いきや、今日は伊勢の山並みに背後を取られていた。20分程で東山に到着。浜名湖が東に見える。そう、南方に煌くは太平洋である。そうか、大山や塔ノ岳から見ていたあれだ。
その後、東山自然歩道を北西へ見遣りながら豊橋自然歩道を進む。豊橋自然歩道と記された道標は定期的に見えるのだが、そもそも豊橋自然歩道を進めば良いのか?ガイドブックは然程詳しくはない。神石山方面はどっちなのだ?「豊橋自然歩道」。以上。の道標ばかりでランドマークが記されておらず、親切のようでそうでもなかった。NHK二川中継所で昼前である。腹減った。うなぎうどんよ、麺を長く、あっ、それはいかん、蒲焼部をなが〜くして待っていて欲しい。暫くして豊橋自然歩道で正解なのは理解できるようになったのだが、船形自然歩道、普門寺自然歩道、神石自然歩道、、、自然歩道バブルである。全ての自然歩道は何処に通ずるのか、一体。

駅から1時間程で神石山に到着した。昔は展望抜群だったらしく、航空灯台が設置されていたようだが、今は樹林に囲まれてしまったものの、浜名湖、オー、浜名湖、オー、浜名湖、、、山頂の地図中に知波田の3文字を発見した。ううむ、今から態々新所原へ降りてうなぎうどんを食って天竜浜名湖鉄道2駅分乗らねばならないと思ったが、此処から歩ける範囲と言うことなのか。知波田駅方面へは多米峠から県道に降りるのが最短のようだが、所要時間が記載されていない。ううむ。一か八か、うなぎうどんは心を鬼にして断念し、予定していた南方向ではなく、更に北上することにした。宿のバイキングでうなぎ一匹分は平らげてやるから待っていてくれ。 多少切り刻まれていても構わないから!6年前のガイドブックによればうなぎうどんは1000円だ。小麦価格高騰から今なら千2,3百円に上がっているかも知れぬ。そして、新所原から知波田までの運賃は230円だ。1500円くらい儲かったぞ。歩いてやる、コノヤロー。その分、明日多めにビール飲んでやるぞー。思考が至って健全で何よりである。
さて、少々進むと太田峠跡との道標が見つかった。峠跡とは初耳である。地殻変動で峠の権威を失ってしまったのか。或いは登山者に踏まれ過ぎて均されてしまい、変わり果てたと言うことか。これで思い出したが、東名の綾瀬バス停付近や中央道の小仏トンネルについて、上り坂が渋滞の元凶なのだから、それぞれ削ってしまえば良いと主張し続けて何年になるだろうか。
神石山から約40分で多米峠に到着した。峠手前の林間から浜名湖群全映が眺められた。そしてこの地から西へも多米自然歩道、である。地図も道標もないが、多米自然歩道と180°反対方向に進むのが県道への近道と見られていた。アントニオより少々先んじた一群が、その道標のない方向へ進んで行くではないか!アントニオは小休止していたが戻って来る気配もない。一か八か。近道に当たるか、麻○原高原の藻屑と消え去るか、未だ若干午後1時に安心し切って隊を追った。踏み跡が所々弱々しかったり倒木がそのまんまだったりするが、概して明瞭な道であった。ずんずんと先行したグループに何とか追い付いた。此処で焦って追い抜いてはいけない。自らが多米峠の遭難犯となってはならない。車の音が聞こえるぞ!車道は近い!車道に出てリーダーらしき方が少々下り始めた頃、十数人を牛蒡抜きし、浜名湖6区を大東大の島嵜選手が如く先んじることにした。
県道は思いの外長かったが、やがて勝手知ったるR301に躍り出、先程の選択の正しさを体感した。うなぎよ、多少バラバラでも構わない。天骨盛りで待っていて欲しい。
ゆっくり歩いた積もりだが、通常チェックインタイムより数分先んじて宿に到着してしまったが、部屋の準備は出来ており、早速荷物を置いて大浴場へと向かった。日の高いうちにこの風呂に浸かるのも久々か。露天風呂の目と鼻の先に猪鼻湖の漣である。湯舟から出た途端に寒い。そんな季節である。
晩飯までの時間潰しにと、部屋窓対面の、波打ち際の神社に行ってみた。簡素な神社である。境内は猪鼻湖の中にある。境内に釣り人さえ居る。大漁豊漁祈願のための神社でもあった。
宿に戻ってうだうだしているうちにフロントから食事タイムの電話連絡があった。18時少し前なれど、盛り皿周辺は既に野戦が開始されていた。今回はメインディッシュが「すき焼き」「ふぐ鍋」「タラバガニ」から1つの選択とのことで、従来口にしていないふぐを所望したのだが、茹でてしまうとただの骨付白身魚にしか感じなかったのだが、、、自分に合掌。自合。略してJG。浜名湖の養殖うなぎ並に遠州灘の天然とらふぐが有名になるのは何時になろうか。著名にならない方が良いかも知れぬ。何でも下関に出荷さえされてもいると言う。さて、さて。うなぎ蒲焼は一口サイズ刻みだが山盛り、白焼きは刺身コーナーに身を呈していた。三ヶ日牛ステーキも健在であった。腹9割5分で今日は和平交渉のテーブルに就くことにした。うなぎが山盛りだったので、交渉は成立した。
温泉は5時半から利用可能とのことで5時台に起床した。睡眠時間が減っても大丈夫な年齢の方が既に何人も湯舟に浸かっていた。従来はぷらっとこだまでこの地に赴いたことが多く、鷲津駅までの送迎車が9時半過ぎだが、それを待つことに違和感を感じなかったのだが、青春18きっぷは関東地区への帰還には容赦なく、7時過ぎにチェックアウトし、最寄の尾奈駅へと歩き始めた。陽光を浴びた猪鼻湖。確かに美しいのだが、これから続く数時間の旅に先が思い遣られるのみ。7:38新所原行きの気動車は外装だけはシックだが、内装は他の車両と変わらなかった。知波田とアスモ前間に新駅が建設中であった。交換施設もなく、建造費は然程かからなそうである。その駅によって利用者が増えるならそれはそれで良いことであろう。
新所原の乗換え時間も少ないため例のうなぎうどん屋が何処にあるか確認できぬまま、浜松行き列車の人となった。京阪神地区新快速列車向け往年の117系車両堂々の8両編成である。このまま熱海まで連れて行ってくれるなら申し分ないのだが、、、浜松乗換えは案の定、3両編成。しかもトイレなし。静岡浜松地区の乗客の皆さんにとっても苦痛だろう。当然通りすがりの旅行者にとっても、然り。携帯電話からアクセスした乗換え案内では、浜松14分後発の直通熱海行きへの乗換えを推奨していたのだが、その列車もトイレなしの可能性もあるため、1つ前の列車で途中まで行き、駅トイレに寄ってから熱海行きへの乗換えとした。静岡乗換えでは着席のタイミングを逸する可能性があるため、1駅手前の安倍川で熱海行きを待ったが、5両編成とは言え、こちらもトイレなしであった。浜松から熱海まで約2時間半である。このような列車の乗り継ぎを、帰路時に味わわされると、青春18きっぷの旅も止めたくなるものである。
さて沼津到着は大元の予定より50分程早く、商店街を散策することにした。その前に駅ビルで旬と思って苺シュークリームを所望してしまった次第である。商店街ではレシートを見せればふぐ鍋のサービスが振る舞われていた。ふぐ鍋、、、一時は諦めて本屋で立ち読みして時間を潰していたのだが、本屋を出た後、八百屋に1房100円のバナナを発見、これでふぐ鍋もいただきだ、との計算もしたのだが、八百屋でレシートを出してくれるか少々不安になり、100円バナナでふぐ鍋と言うせこさもバレてしまいそうなため、やはり諦めることにした。昨晩のと変わらないのでは?なんて思いも過ぎった。できれば次回、ふぐはてっさで戴きたい。
寄り道をしながら南の方へ進み、松並木を見ながら港へ寄り、12時開店間際のベアッドビアに寄った。インディアン・ペール・エール10酒類を10日間提供のキャンペーン中であった。IPAはビールの中でも好み中の好みで、それでも「方言」が10酒類もあるとなると非常に迷うところである。今日は発汗量も少なく、全酒目制覇は危険だ。しかし、一度飲み始めるとどれも味わいがあり、次を試したくなってしまうのが悲しい性質であった。港方面を臨む窓際席に座るときは何時でも決まって冬場なれどもビール指数を助長する照射量であった。都合4杯のIPAを戴き、気分良く沼津を辞すこととした。
(完)

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付録:
山旅アドバイス
・熱海・豊橋間の各駅停車はトイレがない場合もあるため、
スケジューリングは要注意。