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中3日

不定期連載 山道をゆく 第256話
不定期連載 麦道をゆく 第50話
13/03/20
鐘撞堂山(関東百名山、庵選千名山569)
麦雑穀工房マイクロブルワリー(グレープフルーツエール、
春の小川(ペールエール)、雑穀ヴァイツェン)
ムーンライト(デュンケルヴァイツェン、多摩の生姜、多摩の流れ)
【中3日】

3/23(水・祭)
庵庵…鴨居〜八王子〜高麗川〜寄居…R140(彩甲斐街道)…天沼陸橋入口
…大正池…竹炭工房…鐘撞堂山…用土登山口…R254…仙元前
…県道265号線(寄居岡部深谷線)…用土郵便局前…県道175号線(小前田児玉線)
…用土駅入口…用土〜松久〜小川町…麦雑穀工房マイクロブルワリー…小川町
〜高麗川〜拝島〜立川〜登戸…ムーンライト…登戸〜武蔵小杉〜(横須賀線)
〜横浜〜鴨居…庵庵

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青春18きっぷシーズンに外せないのが小川町の麦雑穀工房行脚である。今日は何処で脱水してから給水に挑もうか。市の図書館にて関東近郊地向けハイキングのガイドブックを数冊借り、2案考慮した。1案目は小川町の1つ手前の駅で下車するパターン。もう一つは3つ先まで行き、折り返し列車に乗って小川町へ戻るパターンである。前者でも早く下山できれば11時開店前の列車1駅分に乗車することが可能だが、そうでない場合、約8kmの1駅区間分を歩く必要があった。少々弱気になってしまったアントニオは当日になって後者を選択し、寄居駅にて八高線を降りた。
序盤は少々交通量のある界隈を進む。とは言え、ものの十数分で喧騒とはお別れし、郊外或いは人里との表現が適当と見られる道となった。大正池は指呼の間である。非舗装路へと進み、炭焼き小屋を過ぎた。今日もマスクトスーパースター、アントニオは行く。

山頂到着まで1時間と要しなかった。筑波方面は霞み、視界は埼玉県内に留まっている感じだ。昨今のDDoS攻撃によって顔本のサーバーも繋がり難い。嗚呼。でも脱水の労だけは果たせたかと。気分は既に給水場へ。

さてさて、ガイドブックの粗い地図では分岐地点も覚束無く、当初予定していた寄居駅西寄りの正龍寺方面へのルートだが、どうやら間違えてしまったようである。仕切り直そうと山頂側に少々戻ったが、間違えた先の指導標に記載されている地名を見て閃き、時間があるならやってみるか!と再度間違えた通りの方面へ下ることにした。「用土」とあるから駅に向かえるのかと期待していたのだが、指導標に記されている所要時間が短過ぎるのだ。その時間では駅まで行けなかろうに、、、悪い予感は的中し、用土「口」登山口にて指導標は潰えた。むむ。此処からどのように用土駅へ向かえるのか、途方に暮れざるを得なかった。とは、恐らく20日以上前の装備なら、そうだったろう。すかさず地図アプリを起動し、現在地を確認する。GPSが届いた。有難い。ええっと、、、付近のランドマークと地図とを見比べ、どちらの方角を向いているかを確かめられた。ヨッシャ!何分かかるか不明だが、駅までのルートは把握できたぞ!スゲェー!鬼に金棒!アントニオに地図アプリ!ただ距離感、時間感は掴めず、異質な心持であることは間違いなかった。列車には間に合うだろうか。
地図読みに誤りなく、思ったより順調に用土駅へと向かえた。をぉ、これが駅舎か。随分とハイカラな駅舎である。安心してトイレを利用させて貰おうと、、、唯一あるトイレは清掃中であった。ウンが良いと言うべきなのか。給水所開店まで余裕があったので、一旦下り列車で1駅北へ進み、その駅で所用を済ませ、でも十分間に合いそうだ。確かに本数も少ないためか、列車は混雑していた。隣の松久駅にてピットインし、落ち着いてから上り列車の人となった。
ブルワリーでは旦那さんが仕込み作業で火の車状態の模様だ。醸造室に籠りっきりであった。果汁をふんだんに使用したグレフルエールも美味しい。何時もながら激安でなおかつほのぼのとした味わいの野菜プレートとパンのセットをお摘みとして所望した。素朴で美味しい。山屋アントニオの体に合う優しい食とビールである。有難い。

さて、まだまだ時間もあり、この足で次は栃木を、との選択肢も捨て難いところではあったが、近々宴会を企画する可能性もあったため、ムーンライトへ赴くことにした。途中、青梅線が遅れて予定より1本遅い便の南武線乗車となったが、程無く登戸から次の給水施設に到着した。また新しいスタッフが入っている。このブルワリーは成長しているのだ。新人さんと思しきその方に、宴会要件を色々と確認、色よい返事をいただけたのが幸いである。シチューもビールも美味であった。嗚呼、良かった。
自宅までの帰路には、初めて南武線快速電車に乗車できた。良い飲食だった。また適度に脱水しなければ!!!
(完)

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付録:

山旅アドバイス
・用土駅から用土の登山口まで30分程度。途中に指導標一切なし。