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不定期連載 山道をゆく 第209話
不定期連載 麦道をゆく 第5話
08/11/28~
城山(庵選千名山438)、発端丈山(庵選千名山439)、
葛城山(庵選千名山440)
御殿場高原ビール(クリスタルヴァイツェン、ヴァイツェンボック、
シュヴァルツ、ピルスナー、ヴァイツェン)
御殿場高原ビール(ペールエール、黒スタウト、天城)
反射炉ビア(レッドエール、頼朝、大吟醸政子、太郎左衛門)
酪農王国オラッチェ(伊豆エール、ダークラガープラハ)
【バランス】

11/28(金)
庵庵−中原街道−R16−目黒−R246−愛甲石田−神山西−県道394号線
−時之栖−県道21号線(三島裾野線)−R136−ESSOエクスプレス三島店
−県道12号線(伊東修善寺線)−県道112号線−県道111号線(遠笠山道路)
−大室高原−伊豆高原−セイジョー伊豆高原店−R135
−スカイリゾート伊豆高原…伊豆高原ビール本店…SR伊豆高原

11/29(土)
SR伊豆高原−遠笠山道路−県道112号線−伊東修善寺線−R136
−城山登山口…城山峠…城山…城山峠…葛城山分岐…益山峠…発端丈山
…益山峠…葛城山分岐…葛城山登山口(西側)…葛城山…山頂駅
…さえずりの丘…山頂駅…登山口(西側)…葛城山分岐…城山峠
…城山登山口−県道130号線(伊豆長岡三津線)−県道136号線−反射炉
−R136−伊東修善寺線−中伊豆バイパス−松川湖駐車場…奥野資料館
…松川湖一周…駐車場−県道351号線−遠笠山道路−大室高原
−伊豆高原−Yaohan伊豆高原店−R135−SR伊豆高原

11/30(日)
SR伊豆高原−R135−中央町−県道11号線(熱函道路)−丹那断層
−火雷神社−丹那断層…酪農王国…丹那断層−熱函道路−箱根峠
−箱根新道−山崎IC−箱根口IC−西湘バイパス−大磯東IC−R134
−茅ヶ崎海岸IC−新湘南バイパス−藤沢IC−R1(藤沢バイパス)
−平戸立体−環状2号−上星川町−R16−ESSO西谷−旭図書館−庵庵

☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★

多忙につきアニバーサリー休暇取得を行使できるのは、行使可能最終日であった。今回のツアーはのんびりしよう。3日間でも山は1日だけにしよう、そう心に誓った。
前夜には社のチームが誕生日会を開催してくれた。有難いことである。休暇後はまたバリバリ働きたい、そう思いながら通常の旅行と違って8時半頃にのんびりと家を出た。平日の通勤時間帯である。当然何処の道も渋滞だ。かと言って高速道路を飛ばす気も起きない。雨は降ったり止んだりだ。屋外で腹ごなしに歩き回るのも億劫だ。いいのだ。今日は急いではいけない。愛甲石田にて少々MFTを行って時間を潰せども、道が空く訳でもなかった。できれば食堂開店11時の1時間程度前に敷地近辺に到着し、腹ごなしwalkなりをするつもりであった。だが、御殿場市内を喘いでいるうちにもうお昼、となってしまった。準備運動の時間が惜しい。食堂に急行した。
飲み物も含めてバイキング形式である。60分無制限本勝負のゴングが鳴ったのは11時57分であった。ヴァイツェン系3酒にピルスナー、それに黒いシュバルツの品揃えだ。甘めのヴァイツェン揃えが女性客狙いであることは明らかである。ランビックの望月氏が首を捻ることは想像に難くない。平日でも7割方のテーブルが埋まっており、この時勢にして大盛況である。群集心理で人は周囲より多く盛ってしまう。人は肉に集り、その様は殺人的だ。私の肉を寄こせ。箸にフォークの乱打戦だ。祝杯に浸る者は皆無であった。時之栖はメタボ製造工場だろうか。合掌。
給水を済ませ、南へ向かった。R136と言えば御殿川。特上鰻重が懐かしい。人は鰻の上に鰻を作らず。鰻の下に鰻を作らず。
修善寺からは県道を進んだ。明日の城山登山口まではこのルートを利用することだろうか、早朝の路面凍結が気掛かりであった。やがてR135から遠い側の大室高原交差点に至り、なんとなしに右折してしまった。見たことあるような無いような沿道の眺め、道も細く、失敗したかと思いながら先行車両に追従して行くと、おやおや、一旦R135を跨いでは伊豆高原駅の近くに踊り出、地理情報を把握した。スーパーにて明日の朝食などを買い込み、R135を北へ戻る。昨年秋には寄ったはずの、焼き立てパンと喫茶プチ・レザンの跡形には、隣の中古車屋の車が繁茂していた。。。合掌。
宿に着いて一風呂浴びた。今回は運動らしい運動もせず宿まで来てしまったので、サウナで一汗流すことにした。発汗する前に時之栖にて存分給水してしまったからである。良い風呂ながら、表は強風で気温の低さにはたじろぐこととなった。11月も終わりだ。当然だ。そして、発汗と給水のバランスを執ったにも拘らず、晩には徒歩10分の伊豆高原給水本舗に赴いた。宿にも1000円分クーポン付パンフレットが備え付けられており、クーポンバブルで集客に躍起となっているようだ。漱石さん2名前後の海鮮丼メニューも夜まで延長され、デザートメニューが淘汰されたようだ。此処で過給水となり、宿に戻り、東京湾を臨む部屋風呂を浴びて床に就いた。

夜が明け切らぬまま、軽く飲食して宿を発った。路面凍結の被害も無く、修善寺まで戻ることができた。登山口付近の詳細地図なぞ未確認であったが、勘を頼って駐車スペースを発見した。土曜6時に城山なぞやろうとする輩は皆無だった。

今日も適切な給水量のために適切な発汗をと願って、従来見向きもしなかった低山を連発することとなった。低山だからと言って急勾配が無いとはいえない。1月振りの山は心地良かった。加速した。6時台の山頂は清涼感に溢れていた。給水欲が増す。天城に箱根の山々。富士は残念だが雲隠れである。

一旦分岐に戻り、次に葛城山を予定していた。葛城山はロープウェイで山頂まで到達可能なため、遅着は喧騒に巻き込まれるだけである。そう思いながら早い時間帯でのクリアを目論んでいたが、予期せぬ指導標の出現により葛城山方面を回避してしまったのが後々幸いとなった。ガイドブックに掲載されていない分岐もあり、次回、があればだが、是非ともチャレンジしたくなった。そして、あれよあれよと言う間に益山峠に到着し、そのまま発端丈山をクリアした。富士よ、何故、雲居に紛う。。。駿河湾は青い。昨日の晩に見たのは東京湾だったか。成るほど。富士は不在だが北斎の画中にアントニオはただ平伏すしかなかった。
さて、最後に葛城山の運びとなった。予定に違うのだが、実は正解であった。西側の分岐から舗装された林道を少々下り、葛城山登山口から最終の登りを逸った。段々みかん畑を縫うような心持ちで葛城山頂に到着した。色々と観光地らしき装束が目立つが、アントニオには純粋に山頂以外には興味が湧かなかった。否、山頂以外に必須な建物、部屋があった。舗装林道あたりから頻りに催してしまい、ダウンロード場所を求めていたのだが、どうもその「場所」はロープウェイが運転される時刻でないと利用できないことが発覚した。土産物屋内にその場所が存在したからである。ロープウェイが今日の営業に先立って試運転を始めたようである。あと少し待てば開店か。我慢して下山後何処かにて、、、では間に合うだろうか。店のおばちゃん達が開店間際の掃除を始めた頃、丁重に個室利用の請願をした。土曜日だから9時だったのかも知れぬ。これが平日であれば、、、噴し、、、

スッキリしたアントニオは心置きなく山を後にした。城山分岐から下り始めて大声が聞こえた。ロッカーか。 途中の林道には何時の間にか10台以上の路上駐車車両である。山道中を擦れ違ったただのハイカーは若干2組のみ。岩、壁方向に嬌声。 君達は登りに励み給え。 僕の登りは間もなく終了だ。登山口にも10台程度の車である。10時の今から登らんとする者もいた。この喧騒は御免だ、さようなら。
適度な発汗作業を満了し、アントニオは給水所へ向かう。10時台だからか多少昼飯には早く、店内に客は疎らである。アントニオは5時に朝飯だったから早過ぎることもないのだが。だから已むを得ん。和牛鉄板焼きに給水し放題のフルコースを所望した。レッドエールに太郎左衛門と政子が飲み易い。和牛の大きさにナノテクノロジーが駆使されている点が玉に瑕だが、給水は進んだ。前回、ここの麦酒の薀蓄を語り掛けてくれた、店長と思しき人が、今回はレジでまた語りに巻きが入っていた。また来たい。
給水後も未だ午前中、土産を買って県道や中伊豆バイパスを進むも、今日の時間を持て余しそう、と言うより、県道の途上から膀胱袋の緒が切れそうになり、松川湖の畔の休憩所にピットインせざるを得なかった。そのまま松川湖岸を歩いて回ることにした。誰もいない奥野資料館。ダムに沈んだ村落の記録は誰にも気づかれずに眠るしかないのか。紅葉はまずまずで、マラソン人も行き過ぎた。都合1時間周回散策を楽しんだ。

中伊豆バイパスからまた大室高原交差点を経て、伊豆高原に戻り、今日はセイジョーの斜向かいにYaohanが建っているのに気づき、昨日の昼夜過給食を鑑みてあっさり晩飯食材を揃えることにした。そして宿に戻って平穏な夜を過ごした。

翌日も渋滞を懸念して朝早く出発し、丹那トンネル上周辺で暇を持て余し、この機にと、丹那断層の展示場を訪れた。天然記念物なれど、展示場は狭い。昭和5年の北伊豆地震で水平方向に2.6m程のずれが生じたのである。断層は現在の丹那トンネル、新丹那トンネルを貫いている。この表現は的を射てないが、時代が逆であれば、どのような惨事となっていたであろうか。何処からとも無く現れたバイカーがポリタンクに此処の水飲み場の水を給水して去って行った。おや、此処の水は旨いのか!?だから王国は給水場なのか!納得!我が900mPETボトルをその水で満たしたことは言うまでもない。
時間を潰していたつもりだが給水施設が開場しないため、北伊豆地震の爪痕を如実に語るもう1つの史跡、火雷神社へも行くことにした。社員旅行で利用した赤い鳥のWeb宝探しに出てくるアレである。事前にそこまで行く予定も立てず、詳細に地図を調べていなかったのだが、断層の展示場に示された地図を一瞬で覚え、、、覚えたつもりになり、これを頼りにした。2度程逡巡を重ね、辿り着いた。鳥居がずれること2.6m。自然は確かに脅威に囲まれているが、麦欲200%となってしまったアントニオの前に、2.6mのずれは風の前の塵に等しかった。
漸く王国の開国時刻となった。花の温室には、あのオラッチェ産超極太大根牛筋煮が今日もあった!此処の大根牛筋煮を食べれば、大根アレルギーも吹っ飛ぶこと間違いない。♪この大鍋に、大根広げ、牛筋煮込みたいよ〜、化学調味料のない〜、自由な鍋へ〜、出汁を潜らせて〜、食べたい〜♪王国を訪れるのは大根の季節が一番だ。
王国で給水を終え、さて、どう帰ろうか。県道11号線をそのまま箱根へ進み、箱根新道、西湘バイパス、新湘南バイパス、R1、平戸から環状2号線とそこそこ流れていた。麦欲の終わりなき旅。
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付録:
山旅アドバイス
・城山登山口付近は5,6台駐車可能。
それ以上が路上駐車していたが。
・葛城山山頂の売店やトイレが開くのは9時頃。
休日でないともっと遅いかも知れない。