望金の大山

不定期連載 山道をゆく 第242話
不定期連載 麦道をゆく 第37話
11/10/07~
毛無山(庵選千名山540)、富栄山(庵選千名山541)、大空山(庵選千名山542)
大山Gビール(ヴァイエンホップ、ペールエール、スタウト、ヴァイツェン、
ピルスナー)
ふくろ祭り(いわて蔵 ペールエール、サムシングブルー、IPA)
あさお区民祭り(福島路 レッドエール、ピーチエール、ヴァイツェン)
【望金の大山】

10/7(金)
庵庵…鴨居〜東神奈川…ファミマ…仲木戸
〜羽田空港国内線ターミナル…羽田空港/米子鬼太郎空港
−R431−AEON日吉津店−淀江岸本線(県道53号線)−R181
−武庫−蒜山俣野江府線(県道113号線)−サージタンク
…みずならの小径…四合目展望台…力岩…蔵之助岩
…カタクリ広場…毛無山…広場
…展望台…小鳥の小径…タンク−県道113号−R181−吉定
−名和岸本線(県道36号線)−ロイヤルヴァンベール大山
…ガンバリウス…RVB大山…ガンバリウス…RVB

10/8(土)
RVB−県道36号線−岸本江府線(県道52号線)
−倉吉江府溝口線(県道45号線)−R181−江尾
−伯耆街道(大山道・R482)−道の駅風の家−R313−中和
−久世中和線(県道65号線)−のとろキャンプ場
−富栄山大空山登山口…丸木橋…銃走路出合…富栄山縦走路
…富栄山…出合…大空山…大空山牧場上展望地手前…出合
…丸木橋…登山口−県道65号線−R482−スーパーヒルセン
−江尾−R181−県道45号線−県道52号線−県道36号線−RVB
…ガンバリウス…大成池…RVB

10/9(日)
RVB−米子丸山線(県道159号線)−R9−西福原1丁目
−両三柳西福原線(県道317号線)−県道245号線−米子港線(県道157号線)
−米子境港線(県道47号線)−イツモレンタカー旗ヶ崎店−鬼太郎/羽田
…羽田空港第2ターミナル≡浜松町〜田端〜池袋…池袋西口広場…池袋
〜新宿〜新百合ヶ丘…麻生区役所…新百合ヶ丘〜町田…サロン…町田
〜鴨居…松屋…ホワイト急便…庵庵

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今年こそ、大山ゴールド。
未だ公にはなっていなかったが恐らく10月上旬から11月にかけて、大山Gはやってくれると思い込み、マイレージの貯まり具合を鑑みて何となしに航空会社の特典旅行デスクに電話を掛けて見たところ、ギリギリの線で許容できる便が確保できたしまった。今までは夜行バス+レンタカー、新幹線+昼行の高速バスもしくは自家用車遠征だったが、ある意味一番リッチな航空機+レンタカーのパターンを駆使することにした。以前利用したイツモレンタカーに予約を入れると、「また利用してくれてうれしいです」との回答が戻って来た。それは良かった!直前回は大山界隈を全て徒歩にしたため、思った程身動きが取れずに辛酸をなめたので、今回は満を持した次第である。さて、ビールの摘みだが、大山に蒜山も制覇してしまっている。岡山、鳥取、島根の各近隣の山情報を掻き集め、初日は鳥取側から毛無山、二日目は岡山の富栄山、大空山に決定した。勿論天候状況も考慮してのことである。
当日は4時前に起床して支度をし、庵々を発つ。横浜線上り始発電車に乗り、東神奈川で下車してからコンビニでドリンクを購入、仲木戸駅へ向かう。事前に時刻表を検索した結果、一旦横浜に出て折り返すルートが最速と算出されていたため下り線ホームに居たのだが、ホーム対面にそれを凌駕すると思われる列車が近づき、急いで上り線ホームへと走り戻った。何故この列車が事前調査時の検索に引っ掛からなかったのかが不明だが、改めて検索したらこのエアポート急行乗車の判断が正解であることが確認された。このようなところも一人旅のフットワークの軽さの賜物だろう。エアポート急行は洗練された停車駅を辿り、6:49に羽田空港国内線ターミナル駅に到着した。前回の特典旅行時は勝手も判らず、休日ともあって発券まで時間を費やした印象だったが、今回はスムーズに手続きが済み、おまけに預けようと思っていたボストンバックも機内持ち込みセーフと言われて瞬く間にセキュリティチェックまで済ますことができた。海外便と異なり、靴を脱がなくても良いのは有り難かった。何せ、登山用のブーツ着用なので、脱ぎ難く、履き難いのであった。セキュリティチェックも終わってしまい、待合室で新聞を読みながら時間を過ごす。ANA811便の機種はA320であり、残念ながら全ての座席がエコノミークラス仕様だったが、かなり前の通路席3Dを確保できていた。某系列のGoldカードを持ち合わせていたため優先搭乗したものの、満席なため、ゆったりとすることはできなかった。向かい風が強く、米子到着は15分程遅れたようだが、あまり気にはならなかった。
米子空港で待っていらしたのは、あの、前回米子駅まで迎えに来て下さった緑色のハイラックスのオジサンであった。今日乗る車は前回乗ったのと同じマーチのような気がした。支払い手続きが完了しようとした間際、オジサンは「確か以前も(このレンタカーを)使われましたよね?」と気づかれた次第である。イツモレンタカー、万歳。
イツモマーチ号は普段乗り慣れている休部号程の瞬発力はないものの、数分運転するうちに感覚が戻って来た。さて、明日の朝向けや行動食などを購入すべく、地域最大級のショッピングセンターへ急行した。多少の交通量もあったため、到着した時点で既に店は開店していた。今日のスケジュール的には行動食は殆ど要らないが、明日の分を買い込んでから駐車場を発つ。
R431、R9、県道53号線を経てR181に至る。平日9時過ぎで交通量的には少なくはないが、車は流れていた。6両編成で伯備線を走る特急やくもを確認して、嗚呼、客が居るから減車されずに済んでいるのだな、と感心した。武庫駅脇の踏み切りでR181と別れ、俣野ダム方面へと進む。県道の指導標に沿って県道を離れ、毛無山登山口を目指す。落ち葉と、少々の落石、と言っても車運転に支障ない程度の、を避けながら舗装路を進み、中国電力のサージタンクを目指す。サージタンクとは?理解しないまま登山口へと車を進めた。県道を逸れてから十数分だろうか、誰が見てもサージタンクとの念を払拭できない現物が、そこにはあった。ではあるが、もう、この場でサージタンクキラーアントニオとなるしか術はなかった。タンク手前の広場に他の車両は皆無であった。このタンクの中身は何なのか。危険物だろうか、矢張り。爆発でもしたら先ず命はないだろうう。それはそれは巨大なタンクであった。
10:20タンク前を発つ。登り始めて程無くして径が2つに分かれていた。小鳥の小径とみずならの小径。往路はみずならを選択し、帰路は小鳥にしようか。再度の合流地点までは時間を要しなかった。文字通り、ミズナラの美しい径である。四合目は展望台に登る。お父さんの機嫌は良さそうだ。天気は上々だ。その先、薄が道を覆うかのように生い茂り、これが全て露に塗れていたら西吾妻状態であった。薄の勢い。天候も上向いており、悪い気はしなかった。薄よ、その勢いで辺りを埋め尽くせ。その先、六合目付近もそうだったが、急登と路面の湿り気で少々滑り易いと感じた。帰路は慎重に下るべし、マツムシソウもそう言っていた。


稜線に躍り出て勢いを増したアントニオはカタクリ広場脇も高速通過し、四合目からはノンストップで頂上まで辿り着いた。11:13である。360°大展望。大山、蒜山を始め、鳥ヶ山、船通山などの山々が目白押しだ。しかし、惜しむらくは、アントニオとほぼ同時に初老夫婦が、その5分後に往年の姦し四姉妹が岡山県側から登って来て山頂の静寂、風情は一気に失われた。これはもう、さっさと下山して大山ゴールドを目指せ、との神の思し召しと錯覚した。さらば大展望よ。登頂できて良かった。

アントニオは下った。大山ゴールドは果たして待っていてくれるのだろうか。ただ、飲み放題は先週末からである。夏季限定のそれは先週末でsold outの可能性も否めないだろう。今急いでも無駄かもしれない。慎重に下ろう。明日も登りがあるのだ。カタクリ広場を掠め、急坂をゆっくりと降り、四合目で再び展望台に登り、更に上機嫌なお父さんと対面した。今すぐ行くから。その麓へ。伏流水を飲みに行くから。快速急行くらいの速さで下り、三合目碑にも気づかず、分岐にて小鳥の小径へと直進し、合流手前の急斜面に面を食らいながらも、四合目からノンストップで12:07、タンクの前に戻り立った。未だ破壊されていなかった。無事だった。



インドメタシンを要所に塗り、登山靴をサンダルに履き替え、タンク前を辞去した。鳥取県側ルートでは結局は人一人として擦れ違うことはなかった。県道113号線もR181も序盤は順調に流れていたが、溝口付近から交通量も増えてきた。吉定で東方向へ逸れ、何時かのスクールバスで通った八郷小中学校付近に至れば、未だ5,6時間目は終わっていないであろうのに、金曜でも半日授業なのか、児童達も校舎外に溢れ、路地からはひょっこりスクールバスが顔を出していた。県道36号線を直進し、前回大山PAから歩いた道を辿り、ガンバリウスの脇を掠め、ロイヤルホテルへと辿り着いた。チェックインには早いため、荷物を纏めてはトランクに一旦収め、ガンバリまで歩いて下る。追うように来たスクールバスである。以前見た運転手かなぁ、と覗き込んだが別人だった。バスはロイヤルホテルで最終乗客を降ろしてから回送として坂を下って来て、歩いているアントニオを追い抜いて行った。
ガンバリウスの暖簾を潜ったのが13:30過ぎか、平日ランチ限定メニューを初めて見せられて悩んだが、大山Gバーガーを所望し、飲み物は当然飲み放題を指定した。メニューには、空しく響く、soldoutの7文字であった。。。店のスタッフの杉本さんに問えば、案の定、先週末中に完売してしまったとのことである。瓶売りについても、今回は醸造した絶対量も少なかったようで、こちらも本店冷蔵庫から全品が飛び立って久しいとのことであった。これが遠距離大山Gファンの宿命である。
ただ、朗報はあった。ニューフェース、ルーキーのヴァイエンホップは、恐らく店の西側に見渡せる畑で採れたホップを利用しての作品で、仄かな緑野菜を髣髴とさせる甘みが絶妙で、お代わりもしてしまった次第である。飽きの来ない甘さと言って良いだろう。大山Gバーガーは角煮がとろりとして食が進んだ。今日も美味しいガンバリウス。
ロイヤルヴァンベール大山に戻り、チェックインし、PCを開いてメールチェックをする。今日は都合上、大浴場は使えないとのことなので、部屋風呂を沸かして汗を流した。休暇取得中だが、業務を少々進めたりしているうちにすっかり辺りは暗くなってしまった。金曜日の夜は然程待たされずに済むだろうが、満を持して暇潰し用に文庫本を携行した。ガンバリウスではすぐにカウンター席に案内された。大山鶏とどんぐり味噌とベーコンのグリルは見た目はシンプルだが各肉に味が存分染み込んでいて深みを感じる味わいであった。試しにと、ヴァイエンホップとスタウトのハーフ&ハーフも所望してしまったが、うーん、やはりヴァイエンホップは単体で頂くべきとの結論に至った。お土産に、特別純米酒八郷まで購入してしまった。何時飲むと言うのだろうか。
宿に戻って即気絶してしまった模様で、一旦3時前に起床し、目覚ましを1時間後にセットした。4時にも一旦起きたが、うだうだしているうちに5時を回ってしまったが、支度をして宿を発った。薄暗い大山麓界隈を脱し、昨日と同じくR181を南下した。昨日左折した武庫の手前江尾で左折し、今日はR482へと進む。一応米子自動車道に沿っているが、元々米子道自体がジャングルの中を貫いているようなので、R482も自然味溢れる車窓に囲まれていた。蒜山ICの少し先の道の駅でトイレ休憩をし、またR482を東へ進む。次第に岡山県地方は濃霧に包まれて行った。これが晴れの天気予報に対する回答なのか、理解に苦しみながら車を走らせていた。中和にて県道65号線に入る。割と広いセンターラインのある道路である。先程までの濃霧が何時の間にか消え、青空が広がった!!!ブラボー!!!しかし、峠手前で途端に道が狭くなり、しかも急斜面となった。九十九折。対向車が来たら一巻の終わりだ。しあkし、良くこの急な路面を舗装したものだと工事関係者に畏敬の念を抱かずには居られなかった。
県道65号線 上杉越跨ぎ前後は急斜面車線狭く、対向車が来たら一巻のおしまいである。上杉越を越えて鏡野町に入ってから暫くは急坂&狭い道が続く。やがてセンターラインの存する道幅に復帰し、安堵の念の先にのとろキャンプ場の看板を見つけ、左折する。暫くまた登って行ってキャンプ場の駐車場に、、、と思ったら施錠されていた。トイレだけでも借りたいと思って圏内に入ったが、手前のトイレも施錠されていたが管理棟の下のそれはオープン状態だったので利用させていただいた。この判断は後々正解であることが確認されたが、施錠されている駐車場はパスして未だ舗装路が続くようなので、登山口方面まで車で移動することにした。
車を登山口の手前の道の脇に停め、支度をしてから7:27、発つ。付近に工事用の車両はあるが、登山者のそれは見当たらず、先発者は居ないと思われた。ふぐるみ原生林帯のブナ、ミズナラが美しい。途中の倒木数箇所の乗り越えや潜りに少々面倒を覚えたものの、その方が 山らしいかと反省した。やがて道はジグザグと九十九折登りに登り、富栄山と大空山との出合に到達する。さて、どちらから行くか迷ったが、体力があるうちに高い方を攻めようと、富栄山を先攻することにした。縦走路の沿道をネマガリタケが覆っている。中々快適な稜線だ。
8:44富栄山頂に立つ。泉山那岐山蒜山の展望が素晴らしい。展望台の下には何と、記念スタンプ台まで置いてあった。インクは定期的に交換したりしているのだろうか。しかし、この素晴らしい展望を先にせしめてしまったのは後々失敗であったと気付く。


先程の縦走路を出合をも過ぎても更に下りに下った。多少のアップダウンを経て、30分ほどで大空山に到着した。南東面のみ展望である。出合への登り返しを考慮すると、富栄山に劣り過ぎている。


少し気を取り直してその先の牧場とやらを見に行こうと更に稜線を闊歩していたのだが、牧場上展望地らしき箇所の数十m手前地点に立入禁止看板と鉄線が、、、合掌。大山ゴールドはなかったが、今日の昼もやっぱり、と思って巨倒木を越えながら1時間ほどで登山口へと舞い戻った。
先程のキャンプ場の駐車場まで来るとおや、開錠されているではないか。下手に停めていれば我がイツモマーチ号は邪魔者となっていた。いやはや、停めずに正解であった。良かった。県道まで降り、昼間だから対向車の1台居てもおかしくはなかったのだが、帰路の途上でも幸い1台たりとも遭わずに済んだ。他車に追われもしていなかったため、C02削減及び燃料節約のため、上杉越から国道までの7km間は一切アクセルを踏まなかった。7kmと言えば、東京から品川までに相当する。県道に国道は晴れ渡っている。今朝の濃霧はなんだったのか。まにわくんを復路にも確認した。民営バス廃止後に市町村にて運営しているバスだが、1日に2便とか、それもオンデマンド、予約などをしないと動かないとか、そんなところでドクターイエローに次いで中々目視するのが難しい乗り物と言えよう。そう、そう言えば、昨日RVBへ向かう最中に伯耆町のスクールバス兼用オンデマンドバス、これは3度ほどお世話になったのだが、こちらにも遭遇した。途中スーパーに寄って明日朝食用のパンを購入する。道は混雑もしていなかった。
宿に戻り、結局ガンバリウスに吸い込まれて行った。従来であれば、昼夜連続フルスロットルでのビール三昧をしていたが、今回は1回休みを決め込んだ。とは言いながら、昨日購入してしまった八郷も飲まなければならないのだから。さて、その八郷を飲むのは昼か夜か。土曜の夜のレストランの混雑に辟易するよりは昼間にビールをして夜は宿で大人しく、にしようか。酒粕ピザを頂きながら今日もビールは進んだ。ヴァイエンホップ、いいなぁ。
どうせ夜まであまり活動もしないであろうからと、宿から数百m下に大成池なる池があると言うので腹ごなしに散策をした。人造池で、水流を引き込んで鯉まで放流してあった。森に囲まれ、背後には父、大山。別荘地域のオアシスのようであった。



夜は八郷と行動食の残りをもって、宿でちびちびとやっていた。お摘みが少なかったからか、300mの小瓶にも飲み応えを感じていた。今宵レストランで鱈腹飲んでからこれを空けるなぞ、体がもたないであろう。次は来年だろうか。またヴァイエンホップを飲みたいぞ。
翌朝、支度をして6時台に宿を発つ。連休中日なぞ何処吹く風、米子市街地界隈には渋滞を心配する必要は果たしてなかった。ガソリンスタンドにあるレンタカー事務所には開店より20分近くも早く着いてしまった。しかし、気付いた店の方がすぐに応対をしてくれて助かった。ガス代を払い、暫くすると担当者、と言うか、前回のオジサンが出勤して事務処理は済み、そのまま同じマーチ号にて空港まで送っていただいた。レンタカーショップのオジサンも飛行機は高いから余り乗らないとのことであった。確かに。
帰路便でも大荷物も持ち込め、また、座席は少々後ろ側だが席に余裕があったため、臨席が空いている箇所に指定して貰えた。全日空便はほぼ定刻に米子を発ち、羽田へと戻って来た。着陸場所からはリムジンバスでの移動であった。結構リムジンの乗車時間も長かったように思われた。
急いで割引切符を購入し、空港快速列車に飛び乗る。神奈川県民としては東京モノレールの乗るのも久しかった。前回利用したのは、京急が今ほど便利になっていなかった頃まで遡るか。浜松町から京浜東北線で田端まで、山手線に乗り換えて池袋に至る。駅前は全国各地のお祭り装束な方々でごった返していた。アントニオが目指すは露店である。数軒あったがいわて蔵以外は無難な1酒類しか用意していなかったため、罷りならんといわて蔵に向かった。先週けやき広場にいらしたお姉さんが覚えてくれていて、1杯目から100円引きとしていただいた。それにしても、一ノ関の直営店でさえまだ手をつけていなかったサムシングブルーを此処で飲めるとは!富山ブースの白海老揚げなどをお摘みに、少々杯を進ませた。
そして、ダブルヘッダーである。埼京線から小田急線に乗り換え、新百合ヶ丘で下車。あさお区民祭り会場には福島路ビールの吉田さんである。幸い競合店がないので売り上げも順調に伸びている模様で安心した。白河ラーメンやたこ焼きを摘みながら、何とかこちらも3杯いただいた。
その後町田の某サロンにてガンバリ土産を提供し、すっきりしてから通常なら中山下車だが、バス代を考慮すると鴨居まで50円電車賃を出す方が得策と考え、夕飯代わりにと牛飯まで所望してしまった次第である。最後にクリーニングを回収して長いガンバリ行脚は終了した。
(完)

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付録:

山旅アドバイス
・AEON日吉津店は9時開店。
・鳥取県側毛無山登山口(サージタンク)にトイレなし。
・小鳥の小径は下りに利用しないほうが無難。
・四合目から五合目にかけて薄が繁茂しているので、
長袖長ズボンを推奨する。
・のとろキャンプ場営業時間外は管理棟下のトイレは利用可能。