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VERTERE自社醸造1周年記念

不定期連載 麦道をゆく 第83話
不定期連載 山道をゆく 第273話

金比羅山(庵選千名山624)、日ノ出山(既出)


VERTERE自社醸造1周年記念
Brunch Cream、Golden、Red IPA、Hoppy Wheat、Cream、
Session IPA、Belgian Wheat
【VERTERE自社醸造1周年記念】

2/5(日)
庵庵…鴨居〜八王子〜立川〜武蔵五日市…金比羅尾根
…金比羅山…日ノ出山…御岳山頂下…大楢峠…海沢大橋
…もえぎの湯…VERTERE…奥多摩駅〜青梅〜拝島〜八王子〜鴨居
…松屋…庵庵

☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★

VERTEREの周年記念イベントに気が付いたのは12月も中旬、イベント内容の中でもリーズナブルそうな日程分のチケットは早々と売り切れてしまっており、2/5(日)15:30からの部が辛うじて申し込めた次第である。鴨居奥多摩間の運賃は1242円。休日おでかけパスは年々値上がりして2670円。往復ではペイしないのである。もうこなったら!と早速山と高原地図を検索する。武蔵五日市駅から金比羅尾根、日ノ出山、御岳山経由で奥多摩駅まで6時間40分か。体が鈍っていると歯応え抜群かも知れないが、ハード過ぎることもなかろう。こんな思考のまま、1月末を迎えた。
地図を再度確認した。6時間40分コースは、鼻水を呼ぶ地獄粒の思うつぼか。天気予報も微妙である。山歩き向きではなさそうだ。美味しくビールをいただくためには奥多摩駅1つ手前白丸から徒歩くらいか。地獄粒は考え出したら被災してしまう。病は気から。ただ、7年振りの奥多摩山域で暴れてみたい気分も湧き起こっていたのは事実である。気持ちが前向けば、天気予報、と言うか雨雲も恐れをなして日曜日の予報から徐々に脱力して行くではないか。終ぞや雨マークが15時以降の3時間分のみにシュリンクしていた。元々晴天時のピークハントは眼中になく、ビール前の適度な運動のみを意図していたのだ。不足はない。
前日は終ぞや弛緩してしまい、久々の縦走前にも拘らず、厚木ビールを痛飲してしまった。まぁ、明日は頑張るよ。しかも、油断して、目覚ましを通常の1つしかセットしていなかった。
案の定、目覚ましに気づかず、予定より1時間寝坊してしまう。当初、鴨居駅6:14発で武蔵五日市7:55着と6:42発8:16着の2パターンを検索しており、もう前者には間に合わない。諦めるか。ただ、支度時間を半分にすれば後者は大丈夫だぞ。やれるか、ヲィ!予想外に太陽さんもお見えだし、行ってやるか、ヲィ!
鴨居駅6:42発なぞ、気合時のアントニオからしたら大遅刻である。とは言うものの、始発クラスより八王子付近の車内が混雑していなかったように感じた。接続の都合上、八王子から3分乗換で東京行きに乗り、立川から武蔵五日市行きへと乗り換えた。通常起床直後に自宅で懸賞サイト巡りをしていたものを今日は電車内モバイルでやっているうちに、何時の間にか五日市駅の人となってしまった。
嗚呼、インドメタシンを自宅に忘れてしまった。ただ、今日はヒッサビサの下山後温泉が計画に含まれており、そこで丹念にマッサージして何とか事無きを得られないだろうか。トイレに寄ってから駅を発つ。電車内に山家は何名も居たが、アントニオの前に気配なし。日ノ出山に御岳はさすがに人も多かろうが、序盤はアントニオの独擅場だろうか。天気予報の曇りマークも糞喰らえ、雨雲は恐れをなして奥多摩上空から消えてくれていた。太陽と会話できる男、アントニオの面目躍如である。
あれは考えてはいけない。しかし、7年振りのコースとしてはお誂えか、比較的緩く、しかも誰も居ない。素晴らしいルートだ。勿体ない。さすがにこのコース越え後にクラフトビールを企む者は皆無か。ビールを美味しく飲むには最適な運動強度ではないか。

やがて金比羅山頂に到着。若干先客が1名いらっしゃった。少々展望があり、副都心方面の光景が広がっていた。天気も悪くないではないか。

膝も良くないのもあり、今一つトレイルランには食指が、と言ったところだが、この金比羅尾根は初心者トレイルランナー向けのなだらかさ、だろうか。静寂。緩くて有難い。ただ、めぼしいランドマークが無い状況が続き、少々不安も募って来た。
漸く日ノ出山に近づき、巻き道を示す指導票がちらほらと現れて来た。むむ、なだらかと思っていた尾根道は標高約600m台であり、日ノ出山山頂は800m台だから、短距離で200m登る必要があるな。厳しい、しかし、巻き道を選択してしまうと、恐らく温泉で暇を持て余してしまうだろう。悩みどころだが、温泉での暇潰しを不得手と感じ、山頂へ寄ることにした。
歯応えたっぷり。ビールを美味く感じる度合いを越え、数杯で瞑想、はたまた帰路の中央線電車で東京はおろか、折り返して大月までの果てしない旅路に連行されかねない。このルート、次回があるならば絶対巻き道を選択するぞ、と心に誓いながら木段を喘ぎに喘いだ。


何とか日ノ出山山頂に到達。そこそこの賑わいである。未だ天気は持っている。やれやれ。それなりに疲れたぞ。御岳は間違いなく山頂巻くぞ。
御岳までの尾根道上では、多少なりともハイカーを見掛けた。気温が低めなためか、麦意があまり向上していない。まぁ、汗はたっぷり掻いているのだが。
御岳山頂付近まで来ると何故だかカップルが目につく。その他の山家は御岳以外に散ってしまっているのだろうか。どうなのだろうか、御岳と言うデートコースは。天気予報もほぼ的中時刻なのか、徐々に空の色は翳りを見せ始めていた。
山頂を巻いて大楢峠へのルートへと進む。沿道には軒並み積雪が観測され、軽アイゼンも不要だが、慎重に進む必要があった。山頂域を抜けるとまた静寂に包まれてしまう。御岳下山後にもえぎの湯やVERTEREに寄ろうなどと言う考えのハイカーは居ないのか。御岳駅から態々電車に乗るのか。こちらのルートの静寂さは予想外であった。通常なら麦意が高揚して然るべき頃であるが、曇り空で寒いのである。このままでは周年祭のバリエーションを存分楽しめるであろうか。下り時々残雪のため、汗を余計に掻くためにスピードを上げることもできない。
何とか13時台に下界へ降り立ち、舗装路を進む。奥多摩自体が7年振りとすればもえぎの湯は10年以上振りだろうか。内風呂から露天への通路上で凍死しそうな寒さを覚える程の天候となってしまった。湯舟が温く、気持ち良い。そうだ、存分脚をマッサージせねば。湯あたりやのぼせる前に休憩所へと移動した。少しは体温も上がり、麦意も回復しつつあった。
今日2回目の会開始まであと15分となった時点で温泉を出る。遂に降り始めた。と言うか、よくここまでもったものだ。少々奥多摩駅寄りには100円ポッキリの足湯もあるが、この陽気での足湯は焼け石に水、逆だな、氷山に100円ライターであったかと思う。奥多摩駅から徒歩3分の場所とのことだが、何処だろう?駅前通りにVERTEREの看板は見当たらない。あの、柳小路と言う、小洒落た小路が臭うぞ。やっぱり。
古民家を改造したVERTEREは、あった。まだ満席とはなっていないが、、、飲み放題であれば、モノが注文し易いカウンターに陣取るべきだろう。案の定、開始のゴングとともにカウンター着席のまま第1杯目を所望できた。
Creamは名前の語感と互い、スターアニス系の濃厚な風味である。また、Session IPAのホップも大きく自己主張しており、空腹でなければお摘みなくてもいけそうだ。登山疲労後にゴクゴクにはゴールデンが有難かろう。全体的に濃厚感満足な仕上がりなのは嬉しいところである。機会あらば登山なしで再訪してみたいものだ。
2時間制限なれども、1時間を過ぎるとぼちぼち退席者が現れた。何でも、ホリデー快速に乗れると東京方面までの到達時間に少々優位差があるとのことであった。アントニオも6時間40分コースを5時間に収めたとは言え、6時間40分分の疲労は否めず、大量アルコール摂取からの瞑想発覚を十分懸念し、全液種とも小グラスで1杯ずついただいた後、ゴング前には会場を辞去し、17:18の各駅停車の人となった。
電車内では何とか緊張感を維持し、乗り過ごすことなく鴨居駅への帰還となった。

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下山後月曜日火曜日あたりは大腿部に若干の違和感の残ったものの、硬直筋肉痛は免れた模様である。地獄粒については、火曜日に鼻水か?の危機を感じたものの会社屋内では治まったのだが、目が痒い。合掌。否、脚周辺の筋肉痛を回避できたのは快挙である。

(完)


付録:

山旅・麦旅アドバイス
・御岳山頂付近から鳩ノ巣や白丸方面への北斜面登山道は所々積雪あり、凍結に注意。